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石油の政府放出
先日、『政府放出の「民間企業」第一団がアメリカへ向けて仙台を出航した』と報道があったのですが、政府備蓄分は、民間企業が管理・保有しているのでしょうか? あるいは、備蓄分を精製していると間に合わないので、民間が立て替える形で拠出したのでしょうか? この放出は、有償なのでしょうか?
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備蓄のうち、民間備蓄分のみを放出しているわけです。これは義務ではなく、政府からの要請に基づいています。つまり備蓄義務日数を一時的に引き下げて、現在の備蓄量との差を市場に出すようお願いするわけですね。石油輸入・元売り業者としても石油価格が低い時に備蓄用原油を購入し、高騰している今その備蓄を放出するわけですから損はありませんし、政府の要請を断ることはまずないでしょう。
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- yamanote_line
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回答No.1
政府放出ということですが、これは各国との合意に基づいて政府が備蓄の放出を決定しただけで、政府備蓄分の放出ではありません。政府の方針では今回の放出は民間備蓄のみですので、政府備蓄は一切市場には出されません。 ですので、石油元売り各社が政府の備蓄命令によって備蓄している石油を、今回の政府の要請に応じる形で放出しているだけです。輸出の代金も企業同士のやり取りで、政府は一切関与しません。
補足
備蓄には、「民間備蓄」と「政府備蓄」とがあり、そのうちの、民間分を放出したということでしょうか? この放出は、「命令」なのか、「任意」という形なのでしょうか?