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川魚は海を渡れないのになぜ同種が世界各地にいるのか
川魚(得に海へ行かない種類)って川同士を移動できない はずなのにどうしてコイ・ふな等の同種(又は近い種類)の魚が世界中に いるのでしょうか?人が放流したってのもあるとおもいますがそれにしても人類史以前から世界各地に分布して いるようですし。だれか教えてください。
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コイ・フナなどの魚類は、陸地がつながっていた時に移動しました。 パンゲア大陸ではありません。 氷河期です。 氷河期には陸地の氷がふえて海水面が下がりますので、日本と中国もつながります。 こういうときに、川の蛇行、湖、洪水などで魚類がヨコ方向に移動します。 氷河期に魚類の移動が起こったことは、遺伝的な系統解析などにより、ほぼ間違いないと確認されています。 サケ・マス魚類については、「陸封」という現象も関わっています。 彼等は海に下る習性があるので、世界中に行くことができます。ところが川に登ったまま、土砂崩落や湖の形成、氷河期への突入などが起こると、川から海に下れなくなります。つまり、その土地に封じ込められてしまう。 これにより、世界中の河川湖沼に非常に似た種類のサケ・マス類が広まったと考えられています。 たとえばタイワンマス。外見やDNAの特徴は日本のサクラマスとそっくりなのですが、日本産の魚が放流されたものでは無く、台湾独自の魚種(サクラマスとは別種)であることが確認されました。 氷河期に気温・水温が低いときは降海→回遊→遡上していましたが、現在は下界が暑いので高山の川から降りて来れないのです。陸封されているわけですね。
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魚の移動は想像ですが次のようなことが考えられます。 1.川の移動 川、池、湖などは古代から現在まで同じ場所にはありません。 2.卵の移動 卵が付着した藻や草などが動物や嵐で移動する。 3.魚の移動 海と川を行き来している魚がたくさんいます。更に太古に海から川へ、川から海へ住みかを変えた種類もいるでしょう。 4.人が移動させる もっと他の理由もありそうです。
お礼
ありがとうございます。 やはり複合的な理由があるのでしょうね。
- バグース(@bagus3)
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それは陸上の動物も同じですね。 猿や鹿や牛なども空を飛んだり 遠くまで泳いだりできないけど 世界中にいます。 これは、ずうっと昔、大陸同士が くっついていたからです。 ユーラシア大陸もアフリカもアメリカも 日本もみんなくっついていたんで 動物は自由に行き来できたんです。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 >これは、・・・大陸同士がくっついていたからです。 パンゲアは理解できますが川(河)も1本だったとは 考えにくいです。その河が日本の川にも中国・アメリカ などの河にも繋がっていたとも思えません。 でもそれが真実なのかもしれませんね。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 氷河は全く考えていませんでした。 説得力があり全くおっしゃる通りと感じました。