No.3のwaiefさんの回答の補足回答のようになりますが…
なぜ「10÷3が割り切れずにずっと小数点以下が続く」のか、それは十進数を使っているから、です。
では、なぜ十進数なのか。
両手の指の数を数えてみると10本。
つまり、両手の指を使って数えられる数がちょうど10だったから、10になるたびに1つ桁が上がる訳です。
「桁が上がる」というのは、指が足りなくなったから今数えた10という分を、別の所に覚えておいて、後で合わせよう、ということです。
次に、割り算を考えます。割り算とは、全部同じ数ずつ、ぴったりに分けること。割り切れるものを考えてみましょう。
10÷2=5・・・これは、両手を広げたところから2本ずつ指を折って数えていくと、5回で両手の指がふさがります。
10÷5=2・・・片手の指は5本ですから、両手の2回で指がふさがります。
次は10÷4=2.5・・・まずは今までと同じように、両手の指を4ずつ折って数えていきます。すると、2回数えたら残るのは2本の指。
ここでちょっと難しいけど、さっきの桁の考えを使いましょう。2回数えた、というのは覚えておきます。そうしたら、次は「2本残った」というのを「20本残った」と考えます。そうすると両手が2回使えます。4ずつ数えていくと5回。さっき覚えた2回と今回の5回で「2.5回」。この「.5」は「2を20って考えたことを表す」ものです。(この辺りがちょっと無理があるかもしれません…もう少し上手い方法があれば良いのですが)
では、10÷3は・・・?
実際に指を折って数えてもらうと、どうしてもおりまげられない1本の指が残ってしまいます。ではさっきの考えを使って「1本残った」を「10本残った」にしてみましょう。それで数えてみると・・・あれ、また1本残った・・・
何でだろう、それは指が両手合わせて10本だから。そのほうが便利だから、昔の人はこう考えてきたけど、指を使っただけではどうしても表せない数もあるんだよ。
・・・こんな説明でどうでしょうか。お子さんに納得してもらえると良いのですが。
お礼
みなさん、判りやすく教えていただきありがとうございました。参考にして教えてみます。短い間にたくさんの解答本当にありがとうございました。