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有機物の除去法
河川水の中から、有機物だけを除去したいのですが、いい方法はありませんか。 実験室レベルなので、大がかりな機械は使わずに。また、微生物はそのまま残しておきたいです。 活性炭やろ紙では両方除去されるように思うのですが。 回答、よろしくおねがいします。
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補足に対して 微生物のピックアップは、検査材料(私の場合は尿)の塗沫培養から行いました。経験的に嫌気性細菌は少ないというのと鏡検で真菌のないことを確認していたからです。
- coelacanth
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貴兄の疑問ですが私は可能と思いますど。 古くなりますが第26回 社団法人日本水環境学会講演集の(株)東洋製作所の『木質細片を用いた高濃度有機排水の高温・好気処理』及び第6回廃棄物学会研究発表会講演論文集の(株)栗田工業の『下水汚泥の高品質コンポストと高温・好気処理の融合法』に米ぬかとおが屑等の文献がありますよ。 興味があれば、これらの文献に連記されている研究者だと思うのですが島根大学の森 忠洋に問い合わせればよくわかると思います。
- coelacanth
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目的がわかりましたので再度アドバイスさせていただきます。川の水に住む微生物なら好気菌だと思いますので 私なら熱帯魚の小さな水槽を使用して上下に濾過(底からエアレション・・有機物を分解するときに大量の酸素が必要)する方法を採用しますけど。 材料は最近はやりの一晩で生塵が消える家庭用コンポストの一部の製品の中身は『杉のおが屑の大きな物』でそれを砂の変わりに敷き詰めて微生物の繁殖最適温度の45℃から50℃に設定(サ-モのスイチング部分を調整)して川の水と魚の切り身を擂り潰して微生物を繁殖させて川の水が澄むまで待った後に『杉のおが屑の大きな物・・この中の微細な穴に微生物が休眠しています』を取り出して目的の実験をします。この方法なら何所の場所での微生物を集められ『おが屑を乾燥』させておけばサンプルとして保管することも可能と思います。
- coelacanth
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有機物除去の一版簡単な方法は熱帯魚が排泄する有機物を濾過する熱帯魚の濾過装置だと思いますよ。 原理は大中小の砂を入れ砂の間隙で有機物を捕捉して補足した有機物に微生物を繁殖させて有機物を除去する方法です。 只、どのような目的で実験するのかわかりませんので何ともいえないのですが止水にするのか流水にするのか、酸素を供給するのかしないのか、微生物(好気又は嫌気菌)の繁殖を目的にするのかしないのか、有機物の増減なのか、目的により色々な濾過材の選定、色々な計測部品等を組み合わせた手作りの装置が必要、当然、顕微鏡、ペルマトグラフィ、溶存酸素量の測定等が必要と思いますよ。 思いつくままに書きましたのでわからないところがあると思いますので宜しくお願いいたします。 追記 有機物が微生物よって分解されたら微生物の一部は死滅(無機物に変化)し一部は休眠して『水が澄んだ状態』で死滅したように見えます。 専門の計測器があれば自動的に記録してくれますが手作りで安く作ればデタ-の記録で徹夜もあると思いますので頑張って下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 微生物を除く有機物だけ除去したいというのは、その除去した水である物質の分解を調べようと思ったからなんです。だから微生物は残しておきたいんです。その被検物質は添加してから、BODまたはTOCで測定しようと思っているんですが、その前に他の有機物が多くあると、ブランクが大きくて測定できないと思ったんです。 (余談ですが、ちゃんとした分解性試験があることは知っています。あえてこうしてみたいと…) また何かアドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いします。
感覚的には難しいでしょう(だって微生物も有機物!) 特定の有機物であれば吸着物質を投入する方法がありえるかもしれませんが… 私が以前に『感染尿』でしていたことは、微生物のみピックアップして外で培養し、ろ過した後の尿に再度投入するものでした。この場合、完全には等価になりませんが、近似して扱うように考えていました。
お礼
確かに微生物も有機物ですよね。 回答ありがとうございました。
補足
再度すみません。細かいことになるんですが、微生物のピックアップはメンブランフィルターを使ったんでしょうか。もしそうなら孔径は何μmでしょうか。再度投入するときはどのようにされましたか? 質問だらけですみませんが、もしわかりましたら回答よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。 杉のおが屑から微生物だけを取り出して、水にもどすことは可能ですかね…