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化学がわかりません!!
大学受験で化学を使うのですが、かなり苦手です。同じようなパターンの問題ならまだしも、ちょっとひねられると手がつきません…数学とかなら考えられますが、化学は何を考えればいいのかが少ししかわかりません。 化学に応用力をつけるにはどうしたらいいでしょうか?また、電気化学がかなりわかりません。なにか助言してくれたらうれしいです。よろしくお願いします。
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化学で大事なことは、闇雲に覚えることではなくて、系統的な理解と、覚えたことから何がわかるかと言うことを理解することだと思います。 漠然とした回答ですが、電気化学を例にあげて説明します。 電気化学でもっとも重要なことは、イオン化列(イオン化傾向)です。これがわからなければ、始まりませんし、逆にこれを覚えさえすれば、問題の70%が解決すると思います。 電子の流れが20%、それ以外の細々とした事項を覚え、計算を間違えなければ満点です。 ボルタ電池を例にあげて説明しましょう。 ZnとCuを硫酸に浸けます。 Znの方がイオン化傾向が大きく、イオンになりやすいことがイオン化列からわかります。 ZnはZn2+として溶けていきますので、電極には電子が残ります。 残った電子は、導線を通ってCuの方へ流れていきます。 すなわち、電子の流れはZn→Cuということですので、定義により、電流はその逆方向ということになります。 すなわち、Cuが正極ということになります。 *どちらが正極になるかは覚える必要はありません。考えればわかるからです。覚えたものは忘れたらそれでおしまいですが、考えてわかることは忘れる心配はありません。 水溶液の電気分解の場合には、陽極では正電荷を与える(あるいは電子を奪う)ことになりますので、(1)陰イオンが電気的に中性なものになる、(2)金属が陽イオンとして溶出する、のどちらかになります。 炭素や白金以外の電極では(2)が起こります。 炭素や白金電極の場合には、ハロゲン化物イオンがあればハロゲン分子が、なければ酸素分子が発生します。水溶液中ではこのどれかになります。 陰極の場合には、最もイオン化傾向の小さい金属が還元されて析出します。 ただし、イオン化列にHが入っていることを思い出して下さい。HはFeやZn等よりもイオン化傾向が小さいので、先に還元されます。したがって、Ag+やCu2+を含まない水溶液ではH2が発生します。 以上述べたことが基本です。あとは、水溶液以外(例えば溶融塩電解)の例や、鉛蓄電池などの原理も、イオン化列を手がかりにして理解するように勉強してみて下さい。 要は、大事なことを覚え、それの活用方法を理解し、その後で、知識の肉付けをするようにするのがよいと思います。記憶にたよりすぎて、理解がおろそかにならないように注意して下さい。
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大学受験用化学に限ります。 1.化学式に書きなおす。 2.比例配分する で.「かなり苦手」な方が受験するであろう化学系以外の学校では5-8割程度とけるはずです。 ただし.「化学」という試験科目で広義の「物理」や「生物」の内容が出題されていたり.中学校理かの内容が出題されていたり.人名やぶしつの特性等の単なる暗記問題があったりしますので.こちらはこちらで別におほ゛得てください。こちらは5-8割の内容には含まれません。
お礼
化学はほぼ比例式ですよね。苦手だった電気化学も少しは対応できるようになりました。回答ありがとうございました!!
お礼
わざわざご丁寧にありがとうございます。質問した日から今日まで化学は電気化学のみやってきました。そしたら基本レベルは理解できるようになりました。ありがとうございました!!