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四国は年間降水量が多いのに水不足になるのは何故ですか?

四国は国内でも最も年間降水量が多い地域です。 それなのになぜ水不足が騒がれるのでしょうか? ある一定の期間だけ雨が降らなくなるのは何故でしょうか? よろしくお願いします。

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  • tanagotti
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回答No.3

こんばんは。愛媛県人です^^;まったく少雨には困っています。 でご質問の件ですが三つの側面から考えてみました。  まず第一番目にyoshinobu_09さんご自身が指摘している降水期間の偏りですね。すでに他の方が指摘されていますように中国山地・四国山地にはさまれた北四国地方は、雨をもたらすような湿潤な空気は夏なら四国山地冬なら中国山地にぶつかったときにそこで雨を降らせてしまいなかなか瀬戸内に入ってきません。瀬戸内気候の特徴ですね。  第二にダムの問題です。ダムの数もですがダムの寿命という側面も問題なんですよ。  ダムは川をせき止めるわけですから、本来下流に流れていくはずの土砂がダムに堆積し、建設から時間が経つにつれ、設計当初の貯水量が確保できなくなります。それに加え、四国の水がめといわれる早明浦ダムでは、地質構造から地すべりが起こりやすくダムが思った以上に埋まっているということです。どうもわれわれが思った以上にダムの寿命が短くなっている可能性が四国ではあります。  さて最後に四国内での地域性です。第1に挙げた内容と重複する部分はあるのですが、同じ四国の瀬戸内側でも、雨に関して四国山地の恩恵をそれなりに受けている場所とそうでない場所があると思われます。以下私の私見でありますが・・・。  北四国を愛媛高縄半島部、四国山地北縁部、讃岐山地北縁に分けます。高縄半島~四国山地北縁部は愛媛県の瀬戸内側、讃岐山地北縁は香川平野になります。この中で一番水に恵まれているのは四国山地北縁部になります。これは四国山地に降った雨水がが河川および伏流水となり水資源として平野部に供給されているからです。一方讃岐山地は四国山地ほど標高の高い山はありません。そのため夏冬とも十分な雨が期待できません。これは夏は吉野川の南にある四国山地、冬は中国山地に邪魔されるからです。残る高縄半島ですが近くに関門海峡と豊予海峡という空気の通り道を持っているものの、その年その年の気圧配置によって、この回廊をどのように空気が流れていくかで高縄半島内でも降雨量の差が出てくるのではないかと思われます。  

その他の回答 (2)

  • luune21
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回答No.2

瀬戸内海の気候の特色は温暖で降水量が少ないことです。香川県の降水量の場合、全国平均の3分の2くらいらしいです。 しかし、北四国の水不足の原因は降水量だけではありません。河川の流れが急で短いこともあります。流れが急なことで河川の保水量が少なく、また短いことで流域面積が狭くたくさん水を集められません。これは世界からみた場合の日本全体の問題にもなります。また北四国は人口密度も高く、一人当たりにするとさらに水不足になりやすい地域だといえます。 もう一つの原因は、質問者さんのおっしゃるとおり、降 水期間の偏りが大きいことにあります。北四国の場合は年間の降水量の半分くらいは梅雨と秋雨+台風の時期に集中しています。これは、湿った空気が、夏は四国山脈を超えにくく、冬は中国山地を超えにくいため、山の影響を受けにくい停滞前線か台風だのみになるというわけです。

noname#21649
noname#21649
回答No.1

>最も年間降水量が多い たしか最も降水量が少ない地区が四国北部です。ご指摘の内容は南部のはず。 標高差が激しく急流でほすいりょくがない。ダム建設が困難。 高い山が中央にあるので水を輸送できない

yoshinobu_09
質問者

お礼

ありがとうございます。 年間降水量分布図を見ると、中国地方よりは多いですね。 http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/thema/vegetationoka/vegetationmap/vm_files/siryou/uryou/uryou.htm

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