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山型プレートについて
御世話になります。 在来軸組み工法で、柱を土台と固定する際に 山型プレートという金物で固定すると本で読んだのですが、 (水平な土台の途中に、垂直な柱を固定する) 角金物というL字の金物があるのですが、それで固定しても そんなに強度的差はないですよね? 角金物も山型プレートのかわりに使っている場合も あると聞きました。 山型プレートにはやはり特殊な意味、メリットはあるのでしょうか? 詳しい方に教えていただけると幸いです。
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http://www.kana-e.co.jp/building/bdy_chutochukyaku3.html#ha 上記図は、基準法を図にしたものです。 山形プレートは、「は」に相当し、CP-Tと同等となっています。 L型のCP-Lは「ろ」ですから、一つランクが下ですね。 構造用合板で耐力壁をつくるときは、一般部分は「は」以上を要求されます。 その時に、構造用合板の上下の端部を切り込んで、山形プレートをつけることになりますが、斜めに切り込むので、T形よりもボードの欠損が少なく、切り込みによる構造用合板の力の伝達もスムーズであると思います。 (山形なら、ボードのコーナーを約60度にカットするだけですが、T形は複雑なカットになります。) L型プレートは、筋違の場合に使いやすい形状となっています。
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- daizen
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>山型プレートにはやはり特殊な意味、メリットはあるのでしょうか? ■山型プレートは固定が本来の目的ではなくて、地震の際の上下振動による基礎材と柱の解離を防ぐ意味で取り付けられます。従って結構薄い金属板で固定する強度は持っていませんが、上下の引っ張り強度は強いと思います。 これは阪神大震災以降、取付を義務付けられいることだと思います。
お礼
上下の引っ張り強度をもたせるためなんですね。 ありがとうございました。
お礼
納得です。 構造用合板を張るときに都合がいいのですね・・・。 100パーセント納得できました。 非常に分かりやすいご説明ありがとうございました。