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軸組工法
在来工法で軸組み工法なんですが、土台、梁の木材は何でしょう?すべてヒノキではないですよね?確か土台は、クリ、梁はマツ?だったでしょうか?また、床材の無垢板。最近は、パイン材なる物が・・・。何でしょうこれは? 床材は、カリンがよいと聞いてたのですが・・・。あれやこれ聞き出すとキリがありません。どなたか簡単に回答お願いします。また、それなりの事が書いてある、書籍・HPございましたら、お教えください。よろしくお願いします。
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建築に使用される木材は、建築工法によって大きく変わります。 在来軸組み工法とは、骨組みの分類ですが、使用木材の特性を決定付ける要素としてさらに重要なものは「通気性」です。 大雑把に分ければ、今はやりの『高気密高断熱』と『自然通風』住宅の違いです。 後者の代表例が『古民家』です。 前者の場合は、単なる箱ですので構造材の吟味などあまり意味を持ちません。 機械的な空調設備で温度や湿度をコントロールしてしまいますので、鉄やプラスチック並の安定性を求められるからです。 その結果『集成材』が大きな顔をするようになります。 さて、質問の主旨は後者に近いと勝手に判断させていただいた上で回答します。 結果から申し上げると「回答不能」です。 お住まいの地域性が判別できないからです。 自然住宅に使用する木材は地域の風土、気候に適合したものが求められます。 一例として「梁にアカマツ」が一般的ですが、合掌集落として知られる『白川郷』ではカビが生えるとの理由からスギを使用します。 では、どうしたら気候風土に適合した木材選定が可能かというと 1.郷土資料館を訪ねて建築材料の資料を調査する 2.古民家を訪ねて使用されている木材を教えていただく 3.80歳以上の古老の大工に尋ねる 4.「木挽き」経験者を探す 木挽き経験者を見つけられれば立ち木の状態から判断した材料の使い方まで熟知しているので最も貴重な情報源となります。 なぜにこのようなもったいぶった回答をするのかと疑っているかもしれませんが、「それなりのことが書いてある・・」を書いている民家の研究者達は建築物という「箱」の専門家であって使われている木材の専門家でない場合がほとんどだからです。 民家建築の日本の権威といわれる某氏と意見交換することが良くあるのですが、全く木材のことに関してわかっていません。 しかし、本人は熟知していると思い込んでいます。 このような『知識』だけしか持たない専門家よりも『知恵の結晶』である木挽きや大工の方がよっぽど『木』を知っています。 木挽きは身近な存在ではないでしょうが、その卓越した技術の一辺を知る参考URLを紹介しておきます。 最後に信州のお薦め木材は、土台:クリ、梁:アカマツ、床:アカマツです。 パイン材は外材のマツやモミの一種ですが日本の気候に全く適合していない不良材です。 素性や特性を隠して名前だけが一人歩きしている状態です。 簡単にといわれていたことに反してしまいました、すみませんでした。
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- ussie
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住宅金融公庫が発行している「木造住宅共通仕様書」が参考になります。 住宅金融公庫の各支店に電話すれば、購入できたと思います。 (そんなに高くなく、料金代引でも送ってもらえたと記憶しています。) 「木造住宅共通仕様書」は公庫融資を受ける場合に最低限守らなければ ならないルールがまとめられた冊子で、公庫融資を使わない場合にも、 一般論として非常に勉強になります。 その中で、次のような樹種の使用が規定されています。 ◆土台:ひのき、べいひのき、ひば、べいひば、こうやまき、くり、 けやき、保存処理製材・土台用加圧式防腐処理製材 ◆梁 :あかまつ、くろまつ、べいまつ、からまつ、べいつが ◆柱 :ひのき、すぎ、べいつが、化粧貼り構造用集成材 次のURLに木造住宅共通仕様書の抜粋がありますので、ご覧になって みてください。 http://www.ads-network.co.jp/pro/kouko-mokuzo/Frame.htm ただし、これはあくまでも最低限守るべき私信が示されているだけであり、 本当に良い家を作ろうと思ったら、rakkiさんの回答の通り、家を建てる 地域の特性や工法によって最適な樹種を選択なさるのがよいと思います。
- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
パインってのは輸入の松材じゃなかったですか? クリは値段が高そう・・。 あと、ヒバがあったと思います。