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生理学と心理学
心理学を勉強していると、どうしても、脳の機能を勉強しなくてはならなくなります。 例えば、『空腹を感じる』時は、血中の栄養素の減少が様々なメカニズムを経て、脳が空腹と判断するようですが、心理学では、そのような生理学を核とした現象などを、扱うのでしょうか?
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心理学というのは、数多くある心理学(たとえば基礎心理学、教育心理学、家族心理学、発達心理学などなど)の総称です。 ですので、心理学が必ずしも生理学を核とはしていないと思います。 ですが、中には脳の機能を扱う心理学ももちろんあります。 たとえば記憶(基礎心理学の分野)、 実験による反応(実験心理学の分野)、 また臨床心理学では、向精神薬が脳の神経伝達物質にどのように作用するか(精神医学の分野)も学ぶ必要があります。 ちなみに、今注目を浴びていて、 カウンセリングを主に行ったりするのは「臨床心理学」というものです。 そこから、「心理学」というイメージは=臨床心理学についてを指す場合が多く、一般的な認識になっているかもしれません。 ですが、心理学(臨床心理)は、 生理学にはもちろん関連していますが、生理学だけに焦点を置いたり、常に生理学と関連させて考えるということはないです。 「心身一元論」というものもあり、 心が病んでいれば必ず身体にも悪影響が出るだろうという見方はする。・・・と言った程度です。