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スーパーのお惣菜の煮物はどうして甘いのか

(初質問です。)私のように甘い味付けがダメという方の質問がほかにありました。ここでは、お店で買う惣菜についてお聞きしたいのでお願いします。 昔からの疑問ですが、お店のお惣菜の煮物はなぜ甘いのでしょうか(地域性もあるかもしれません。現在の購入場所は東京や埼玉です)。 しょうゆやだしとのバランスは分かります。概して甘過ぎるのです。砂糖多めの味がお店で売る惣菜としては標準的なのでしょうか。甘い味を好む方が多いのですか?理由があればどのような理由でしょうか?分かる方教えてください。 ちなみに、昨日お盆用の筑前煮(大好物)を購入。覚悟はしておりました(普段は買いません。)が、その甘いこと。私には水あめにつけてるような印象。食欲が落ちる程でした。 ちなみに、個人的には砂糖を使わないか、使ってることがわかる程度の味を好みます(抽象的ですみません。)筑前煮(ガメ煮)の産地福岡出身ですが、福岡で砂糖を使わない分けではありません。ただし、甘い!という味ではないと思います。

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noname#126060
noname#126060
回答No.6

ほとんど全ての回答が出ておられるので小さな補足に過ぎなくなってしまうのですが、一つ参考までに。 「美味い」の語源が「甘い」と同一であったことの原因に、生物の脳が摂取できるエネルギーは糖分だけなため、脳が最も優先する味覚である、という点があります。 そのため、生まれるとまず「甘い」と感じる味覚が発達し、高齢になり脳の判断や感覚が衰えても最後まで感じる味ともなります。 しかし、味覚は「獲得形質」(経験によって発達する資質)なので、好き嫌いを甘やかされて色々な味を知ってみるという“訓練”をしないと、甘い味しか「美味い」と感じない幼稚な味覚のまま大人になってしまいます。 惣菜に限らず、外食など最近の食べ物が何でも甘すぎるのは、そのような「幼稚な大人」と、社会の高齢化で味覚の衰えた老人が増えたことに由来しているといわれています。

tys_tk
質問者

お礼

「甘い」理由に予想以上の根拠を示して戴けたように思います。有難うございます。回答を読みいろいろと考えてしまいました。回答の内容からしますと、これから益々甘いものが増えていきそうですね。世の中便利になるほど、人々の味覚は退化していくということになるのでしょうか。そうであれば残念です。平均的な子供の運動能力が落ちているという最近聞く話と同じような方向にあるのですかね(そこまでは言えませんか?)。 根の深い話ですが、最近の自然食志向などの流れも考えれば、基本的な味覚・味の多様さについての意識の高まりや、それとともに食や食品の味を考え見直す動きなどあればと期待してしまいます。

その他の回答 (5)

  • azuki24
  • ベストアンサー率49% (907/1826)
回答No.5

「うまし」を「美し・旨し・甘し」とも書くように、「旨い」と「甘い」は基本的に同源です。 そのせいかどうか分かりませんが、市販の惣菜はむやみに甘みが濃いですね。他の方も書かれている通り、保存性を高めることも理由のひとつだと思います。 ということで、惣菜は自家製が一番というのがわが家の結論。

tys_tk
質問者

補足

「旨い」「甘い」が同源というのを見て思わず辞書を引きました。また、キーボードを打つと「うまい」で「甘い」に変換できます。驚きました。 同源には理由があるのでしょうが、味覚としては、まざっているように思います。「うまい」ものに「甘味」が不可欠と聞くことはありますが、「甘い」だけというのは勘違いではないかと。 「自家製が一番」確かにそうなのですが、一人住まいですと、なかなか割にも合わず・・・惣菜には期待したいのです。 ありがとございます。

回答No.4

私も同感です。コンビニ、スーパーのお弁当や、駅弁の煮物もそういう傾向ですよね。 弁当はやむを得ず買うことありますが、お惣菜単独では買わないようにしています。 範囲を広げてみても、日本の料理は甘い味付けをすることが多すぎると思います。そばつゆもそうですし、うなぎや焼き鳥のたれも---- どうにかならないかと。 回答でなくすみません。

tys_tk
質問者

お礼

同じ意見はうれしいです。ありがとうございます。 皆さんより参考になる回答をいただきましたが、甘い味付けの理由は保存の為であったり、受け継がれてきたものであるようです。あとは、それが最も多くの人が好む味付けであるかどうか、売れるかどうかという観点でもわかれば納得です。 出しても売れないとか、変質するのであれば、望めませんが、個人的には、甘くない煮物を出す店があれば嬉しいですし知りたいです。以上は私の感想です。

  • tom154649
  • ベストアンサー率27% (106/392)
回答No.3

7-ELEVEn(nが小文字なのは一生の謎)のおでんも味が薄いですよねえ。 おそらく味を濃くしようとすると醤油でもかければ出来ますけど、薄くは出来ません。 その辺りだと私は考えているんですけどね。

tys_tk
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに7-ELEVEnのおでんは薄めの味付けです。 スーパーのお惣菜の甘みも薄ければどうにかなるのですが。 甘さが濃くどうにもならないのがつらい所です。

  • sezugon
  • ベストアンサー率33% (18/54)
回答No.2

和食の味付けの基本が、もともとそんな感じで 保存性を高めたりするため、味が濃くなったのでは? 醤油2:みりん1を、ダシで割って作るのが基本のダシなので、 これを基本に、砂糖を足して煮詰めるのだから 最初から甘くなっちゃうんですよね。

tys_tk
質問者

補足

和食の基本の味付けが甘くて、お店の惣菜はその基本に沿っているということですか。 その味付けが消費者に最も支持され、売れる味なのかどうかということについてはまだ疑問が残ります。 ですが、その「基本」は全く知りませんでした。為になります。ありがとうございます。

  • H2O0509
  • ベストアンサー率24% (28/115)
回答No.1

市販の惣菜類が相対的に甘い理由は2点あります。 第一点は、味を濃くすることによって消費期間を延ばせるということです。一般的に食品の砂糖や塩分濃度を高くすると変敗しにくくなります。例として「ジャム」「佃煮」など。第二点は最近のグルメ番組などで味の表現として「旨い」と言う感覚と「甘い」と言う感覚がごっちゃになっているからです。特にボキャブラリーが不足しているタレントに見受けられますが・・・。以上です。

tys_tk
質問者

補足

塩分濃度のほうは保存食では特に高くするということで知っているつもりでしたが、砂糖もそうなんですね。なるほど。 第二点はNo.5の回答にある語源とも関係があるのかなと感じております。併せて考えますと、グルメ番組はあまり見ていませんので推測ですが、「甘い」「旨い」が重なる方は、「うまい」と表現し、ひょっとしたら語源にもつながっているのではと。 理由は大分納得できました。ありがとうございます。