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「ぱぴぷぺぽ」っていつからあります?
古文で「ぱぴぷぺぽ」を見た記憶がありません。 「いろは歌」にも出てきません。 とすれば明治になって使用するようになったものでしょうか? それとも発音をしていたけども、文字として表記していなかっただけなのでしょうか? 「出発」は「しゅったつ」と発音していたのを明治になって「しゅっぱつ」と発音するようになったのでしょうか? 「ぱぴぷぺぽ」の歴史を教えてください。 よろしくお願いします。
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ご存知かもしれませんが、 日本語の「ハヒフヘホ」が現在のような発音になったのは、江戸時代で、その前は、「ファフィフフェフォ」のような発音で、その前(上代、中古以前)は、「パピプペポ」のような発音だったのです。 古文に出てくる「はひふへほ」は、実際には、「パピプペポ」または、「ファフィフフェフォ」のように発音されていたのですよ。面白いですね。 そのときは、パピプペポもハヒフヘホも区別がなかったわけなので、当然に書き分けられないのです。 江戸時代になって、「ha hi he ho」と全く違う音に変わったので、書き分ける必要が出てきました。 キリシタン宣教師の使った辞書の中に、字の右肩に「〇」を付けてパピプペポのように記したのが、書き分けの最初ではないかと言われています。 パピプペポの出てくる例は限られていて、 1)外来語: ハッピー ピアノ 2)漢語で撥音、促音の後: 出発 反発 3)和語で、擬音語・擬態語: ぷっつりと ぱったりと ぷよぷよ ぱらぱら 4)上接語の後: まっぴるま すっぱだか などの例ですね。 そうだ、別な面から。 香港は、Hong-kongですよね 昔の日本人は、hの音がよくわからなかったのでkの音だと思った。ngの音もわからなかったので、ウに聴こえた。 だから、日本人は、「香」を「kou」と発音した。 確かにそうですよね? そう、日本語には、江戸時代まで、hの発音はなかったのです。 説明がわかりにくかったら、また質問の補足お願いします^^
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- OsieteG00
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半濁音は中世後期(室町以降?)以降に書き文字として出現したようです。