こんにちわ(/は)。
歌詞の完全複写は、たぶんこのサイトの規約に抵触すると思いますので、一部別の形で書きます(内容は原文と同じですが)。
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反日戦歌の元祖的「東方紅」の基になった歌は仰るとおり民歌(いわゆる労働人民の民謡)です。中国解放前からありました。最も初期の頃の歌詞は、以下の歌らしいです(ネットで見てみました);
芝麻油,白菜心,要吃豆角嘛抽筋筋。
(ごま油、ハクサイ、食べるためにササゲまめをしっかりと絞りましょう)。
三天不見想死個人,呼兒○△,□呀我的三哥哥。
(三日も見ない恋しい人、フーアルハイヤー、あら、わたしのお兄さん)。
○:口偏に海で一字。
△:口偏に約で一字。
□:口偏に艾で一字。
呼兒○△:単なる掛け声。
三哥哥:数えて三番上の兄。
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その後、陝西省北部地方の民歌「騎白馬」を正統な「東方紅」の基歌にしたようです。ネットで調べてみましたが字数は同じですが極く僅かの字に違いが有ります。違いといっても手偏が足編になったり、口が無かったりとか、二行目の也が就だったりとか、句読点の位置などです。
騎白馬跨洋槍,三哥哥吃了个八路軍粮,
(白馬にまたがり洋式銃を肩にさげ、お兄さんは八路軍食を食べる)、
有心回家看姑娘,呼儿○呀,打日本也顧不上。
(故郷に帰って女友達に逢いたいな~、フーアルハイヤー、日本攻撃なんて構ってられん)。
要穿灰,一身身灰,肩膀上要把槍来背,
(灰をかぶり、全身灰だらけ、肩の銃を背中に回し)、
肩膀上要把槍来背,哥哥当兵抖起来,呼儿○呀,家里留下小妹妹。
(肩の銃を背中に回し、お兄さんは兵隊になって元気付く、フーアルハイヤー、故郷に妹を残して)。
○:口偏に黒で一字。
抖起来:元気付くと震え上がる の二種の意味が有り。ここでは"元気付く"でしょうね。
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更に「移民歌」という長い歌詞の民歌に編曲されました。その歌の内容は、農民たち自身の幸福を願う気持ちがこめられています。
この「移民歌」を基にして歌詞を短くして「東方紅」ができました。時は1944年「解放日報」紙上にて発表。
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蛇足で 「東方紅」の歌詞全文を;
東方紅,太陽升,中国出了个毛沢東。
他為人民謀幸福,呼儿咳呀,他是人民的大救星。
毛沢東,愛人民,他是我們的帯路人。
為了建設新中国,呼儿咳呀,領導我們向前進。
共産党,像太陽,照到○里○里亮。
○里有了共産党,呼儿咳呀,○里人民得解放。
○:口偏に那で一字。
以上、ご参考まで(^^♪。
P.S.このサイト規約でコピー不可能なのでキーワード"騎白馬 移民歌 東方紅 民歌 原曲"などで検索してみてください。すぐに出ます。google china ですよ。念のため。
お礼
私が聞きたいのは、元になった民謡のほうの歌詞です。 意図が通じなかったようで、その点お詫びします。