アスベストの問題

質問

昨今、アスベスト（石綿）問題が浮上してきました、昭和40年代から最近まで住宅建築材料として使われてきた物が肺ガンの起因になるのはアスベストのどのような成分なのでしょうか？そして、これからのどのような処理をしなければならないのか教えてください、また、国としても対策はどう考えているのでしょうか。

回答No.4

noname#21649 · ベストアンサー

まずアスベストの影響について。
既にあるようにアスベストは極端に細い岩です。細胞よりも細いので「細胞にアスベスト繊維が突き刺さる」事が可能です。アスベストが突き刺さった細胞はその形状を維持できず死亡します。ひとつの細胞が死んだらば残ったアスベストが隣の細胞に突き刺さって死にます。
ところが「必ずしも細胞が死ぬ」わけではないのです。何かしらかの理由で生き残った細胞が癌細胞です。

ただ単に肺の細胞が死んで行くと付近が空洞になり(病名忘却)というアスベストの場合にだけ現れる病きになります。
しかし.たまたま死なない細胞が残ると癌になります。つまり.空洞を癌細胞が生めてしまうのです。

民事訴訟法の規定で.唯一の原因であるときに限って法的に救済されます。これが(病名忘却)の場合です。大多数の人は(病名忘却)にならないで肺がんになります。

つまり.アスベストの被害者の大多数は肺がん患者として何も救済されず死亡し.ごくごくわずか.大体1%くらいの人が(病名忘却)という診断をもらって法的救済がされるでしょう。

国の救済措置として.
大多数の人々は肺がんとして死亡し.一切の救済が受けられない。医療費の自己負担率の上昇(例.入院中の食費は全額自己負担)に伴い.適正な医療を受けられない人々が増えることが予想されますから.肺がんの治療を受けられないで死亡する人の数が現在よりも増える。
1%程度のごくごく稀な人が救済の対象になる
ことが予想されます。

お礼

分かりました、有難うございます。
アスベストその物が肺ガンの起因１つとしてはっきりしていますので、国の救援措置も必要ですね。

回答No.3

IceDoll

石綿は蛇紋岩や角閃石が繊維状に変形した天然の鉱物のことで石綿の繊維一本の細さは、だいたい髪の毛の5000分の1程度の細さです
この細さの為、空気中に飛散した繊維を人間が肺に吸入すると約20年から40年の潜伏期間を経た後に肺がんや中皮腫の病気を引き起こします

つまり石綿の成分ではなく石綿そのものが肺ガンの原因となります

グラスウールも繊維状の素材ですが石綿ほど細くはないのでこちらはある程度安全とされています

人工素材のグラスウールより天然素材の石綿の方が危険というのも皮肉な話です

お礼

空中に飛散した場合、必ず吸いますね、体外に排出されなければ癌になってしまいます量的にはどの程度なのですかね。
回答、有難うございました。

回答No.2

mitsuruw

住宅建材ばかりではなく自動車や鉄道のブレーキシューにも使われています。　自動車のブレーキがドラム式の時はまだ良かったのですが、ディスク式になってからは完全に撒き散らしております。　この件は２～３０年前から問題になっていましたが、国は何もしないできました。　そればかりか、１４年前に当時の社会党が規正法を国会に提出しようとしたのですが、与党と業者の妨害で議題にすら上らなかったそうです。　代わりの素材がなかなか見つからないだけ便利なものだったのでしょうけど、国民の健康を代償に使い続けた国の責任はどうなるのでしょうか。　これから被害は明らかになってくるでしょうし、アメリカでは保証することでつぶれた会社がたくさんあるそうです。　これからますます大事になってくるのは間違いないと思います。

お礼

潜伏期間が２０～４０年の病気の起因のアスベスト
いつも国の対策は遅れています、不安です。
有難うございます。

回答No.1

syu-yu

アスベストは肺ガン・中皮腫などを引き起こすとされていますがそれらを引き起こすのはアスベストの成分ではなく「アスベスト」そのものです。
アスベストというのはご存じかと思いますが石綿の事です。耐久性・耐熱性・耐薬品性・電気絶縁性等に優れ安価なため以前の日本では奇跡の鉱物とさえ云われ、高度経済成長期には多くの建築物に使用されましたが石綿繊維を吸い込み、それらは分解できないため肺に溜まり20～40年の潜伏期間を経て現在では上記のような病気を引き起こすとされ禁止されています。

お礼

皆さん、早速のご回答有難うございます。アスベストという鉱物そのものが起因してるのですね、細かい繊維状の物質で体内に入るということですね。