- ベストアンサー
なぜ造反議員は処分されるのか?
お世話になります。 郵政民営化法案のニュースを見ていて思ったのですが、なぜ造反議員が罷免されるなど、処分されるかが分かりません。憲法19条〔思想・良心の自由〕などに違反しないのでしょうか?また、処分する根拠となる法律などあれば教えて頂けると幸いです。宜しくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
法的根拠は特にありません。 自由な意思で行動することに、何の制限もありません。 ただし、政党に所属している以上は、法律上の制約が無くても、党(執行部)の方針に従うのが筋だと思います。 罷免は、大臣とか党内の役職に関してのことですよね。 大臣の任命権は総理大臣にあり、党の役職については自民党の場合総裁にあります。 総理=総裁であることがほとんどですので(例外はありえます)、あまり分けて考える必要はありません。 総理に与えられている当然の権限なので、理由の是非は極論でいくと関係ありません。 理由の是非が必要なら、内閣改造で郵政大臣が変わるなんてことはありえません。 政党とは、考え方の近い仲間同士のサークルのようなものと考えてください。 まったく反対の意見を言う方を仲間として受け入れることができますか。 あなたのやりたいことを妨害するひとに、便宜を図りますか。 普通の人は、心情的にそんなことはしないでしょう。 報復人事は、政治の世界で違法ではありません。
その他の回答 (1)
- shinya_ohtani
- ベストアンサー率36% (9/25)
もちろん思想の自由はあります。なので誰も造反議員を法律で罰する事はできません。 ただ首相には大臣を任命する権利と罷免する権利があります。(憲法68条) 細かい事は置いといて簡単に説明すると、首相は自分の仕事が遂行できる一番都合のいい大臣を周りに従えて政治する事ができるようになっているのです。 で、首相が自分とともに仕事をするにあたって不適切であると判断した大臣を罷免する、というのが今回の郵政民営化法案の話です。
お礼
早速ご回答頂きありがとうございました。憲法68条に根拠となる条文があったのですね。分かりやすく教えていただきありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。amondyuru様のおっしゃるように、罷免は役職に関してのことです。政党の仕組みを身近な例えで説明して頂き、大変分かりやすく理解が出来ました。また宜しくお願いします。