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主権国家と国民国家の違いって?
国際政治について勉強しているのですが、この2つの概念の違いがよくわかりません。 何か、概念的な違いはあるのでしょうか?
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主権国家というのは、「主権」つまり「政府が自分の力で自分の国を統治し独立的な権利を行使できるような国」のことを意味します。つまり外国に支配されていない、占領されていない、属国になっていない国のことですね。 国民国家というのはnation-stateといって、ネーション=国民が国の基本にある国です。フランス人の共和国であるフランスなどのように、たいていのヨーロッパの国は、国民国家です。しかし帝国のように皇帝などがいろいろな民族や国民を封建的に支配しているような国はあてはまりませんし、バチカンのような「宗教」でなりたっている国もあてはまりません。平安時代や武家社会の日本は、あてはまりません。ソ連も、いろいろな民族の連邦でなりたっていたので、国民国家ではありません。 でも、国民国家でないこうした帝国や封建的国家や連邦国家も、政府が外国の支配を受けていなくて国際社会からみとめられていれば、主権国家といえます。
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- SCNK
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回答No.2
主権国家が、国家であることの最低限の基準です。そのなかで国民が形成された国が国民国家です。国民というのは、単なる領民とことなり、自らが国家の構成員の一人としての意識を自ら持っている者を言います。
質問者
お礼
ありがとうございます。 理解できました!
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