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セメントについて
セメント(コンクリート)がなぜかたまるのか、なぜ硬くて丈夫になるのかを教えてください。
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化学的な側面から述べます。 重要なことは、特殊な水硬性のセメントなどを除き、水分を吸収しやすい状態にしておくことです。 現在の主流(であると思います)であるポルトランドセメントの化学的成分は、 ケイ酸石灰、アルミン酸石灰、生石灰と酸化第二鉄の化合物などです。 ポルトランドセメントを作るには、原料である石灰岩や粘土を熱して水分を失わす必要があります。 そこに砂や砂利などと一緒に水を入れてかき回すわけですが、水の分子であるH2Oはほかの分子と分子との間に入って科学的に結合し、固定化する性質があります。 一つ一つの水分子に分かれて、時間をかけて、ちょうどよい具合に入り込むわけです。 その状態で、余計な水分を蒸発させたのが、硬いコンクリートというわけです。 私はコンクリートの専門家ではないので、専門家の方の補足をお願いします。
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- jiten
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15年程前の段階での話ですが、何故セメントが固まる のかを解明できればノーベル賞物だと言われていました。 (某大学の工学部にて) どうすれば丈夫なコンクリートやモルタルになるのかは 経験則や実験などから分かっているというレベルです。
お礼
ありがとうございました。
- bakutei
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25年前に習った事ですが、その当時は コンクリートの固まる仕組みは未だ解明 されていませんでした。 但し、どうすれば強いコンクリートが 作れるかを学問としていたと思います。 一般にセメントが硬化する仕組みに大きく 関与しているのは、水です。 水とセメントの比率によってその強度が 変わってきます。 真夏など蒸発が盛んな場合は水を散水したり して強度がでるまで養生をします。 又、一度セメントに混じった水が硬化以前に 凍結すると硬化しない事も知られています。 逆に凍結しない水によって時間を掛けて 硬化させたコンクリートの方が他の温度で 養生したコンクリートより最終到達強度が 高いとも言われています。 一般にコンクリートは高い温度下(沸騰以前)で 早い時期に強い強度に達しますので、コンクリート 二次製品(U字溝、ヒューム管等)は蒸気によって 養生しています。 混和剤と言われる薬品によってもコンクリートの 組成は変わってきます。 済みません、古い知識で。
お礼
貴重な意見をどうもありがとうございました。子供からの質問でしたが参考になり助かりました。
お礼
ありがとうございました。