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硝酸の製造
工業的に硝酸を製造するにはオストワルト法が用いられますが、NOをつくるのになぜアンモニアを経由するのでしょうか? 窒素を直接酸化したほうが効率がよさそうですが、それは可能なのでしょうか? 無機化学を専攻しています。よろしくお願いいたします。
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まあ素人的観点としては、アンモニアが安いというのもあると思います。NO2の需要に比べればずっと多いでしょうから量産効果が期待できます。 窒素を直接酸化するのは難しくないでしょう。たとえば車のエンジンの中でも。単純に言えば高温高圧にすれば。雷でも窒素酸化物ができるそうですからアーク放電でもできるんじゃないでしょうか。参考URLによれば適当に励起して酸化剤(ここではオゾン)と混ぜるとできそうな感じもします。試したことがないのでよくわかりませんが。 結局工業レベルということなので、反応条件を作る稼動コスト、必要な純度、反応効率(反応条件を作るコストに影響する)、設備建設の固定コストなどに影響されるのでしょう。
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- パんだ パンだ(@Josquin)
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回答No.1
窒素を直接酸化するのは効率が悪いんでしょうね。 適当な触媒が見つかれば可能かもしれませんが、NOやNO2だけ作るのが難しいのでは(他のNOxが混ざってしまう)?