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政治の仕組み

日本の政治や仕組みについて、わかりやすく説明しているサイトなどありませんか? 衆議院や参議院など、なんとなくわかることもあるのですが、説明しろと言われても説明できません。 また、郵政民営化と世の中では騒がれていますが、よくわかりません。 新聞等をよく読めばわかることだと思いますが、読む時間を作るよりも、サイトで勉強できればいいなと思っています。 よろしくお願いします。

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回答No.1

 ネットで調べるよりも図書館で本や新聞を調べることをオススメします。ネット上のサイトは監修者がいなくても成立するので、執筆者の主観だけでかかれてもわかりません。  ちなみに、郵政民営化は、そもそも財政投融資を問題視して取り組んだと思います。  法治国家である以上、通常国家がお金を使うときは予算の裏づけなど、国会の決議を経なければいけません。国会後議決という裏づけがなければ、収入も支出も一切できないのが原則なんです。  ところが、郵便貯金というのは、国民から預かっているだけなので、国家の収入ではないのです。したがって国会の議決の束縛を受けません。国会の議決という縛りを受けずに使うことができるわけです。  そして、預金というのはただ預かるだけではなく、運用をして増やされているわけですが、その運用方法が例えば道路公団への融資・投資だったりするわけです(これを財政投融資と呼んでいます。)ね。  道路公団にお金を貸して、利息をつけて返してもらう。形式的には運用という形なので違法ではありません。ところが、これが、回収の見込みのある事業にだけ使われていればいいのですが、例えばどこかの保養所を建てるのに70億円とかをかけて、維持費に年2億とかかかっているのに、利用者がいなくて、毎年1億円の赤字とかの施設が多かったりします。この穴埋めはどうなるのか・・・そういう問題があるわけです。もう20年前から問題になっていたのを小泉首相がやっと着手したという構造です。  そこで、郵便局を民営化して、郵便貯金という財源をそういう無駄な公共事業から切り離そうというのが、郵政民営化の大きな狙いです。  ところが、郵政民営化をするといいことだけではありません。例えば、電電公社が民営化されてNTTになりましたが、最近公衆電話が激減していますよね。携帯電話が普及してコストを維持できなくなったからなのですが、民業となったために今まで行われていたこういう採算度外視のサービスというのが削られるのではないのか?過疎地の郵便事情が悪くなるのではないのかというのが問題化しています。これが反対派の大義名分です。  裏の事情もあります。郵便局には特定郵便局というのがあり、郵便局を「家業」としている人たちがいるのです。職業ではなく家業です。民営化されると、過疎地の郵便局の多数は合理化の為に閉鎖される見通しです。そこの郵便局が廃止になった場合、他の郵便局に転勤という事態は想定しにくいわけです。つまり、特定郵便局長と呼ばれる人たちは民営化すると、その多くが失業の危機に陥る。そして、こういう人たちが自民党の集票マシーンとなっているために、自民党の郵政族といわれる議員さんはやっきになって反対しているわけです。

その他の回答 (1)

  • been
  • ベストアンサー率39% (490/1243)
回答No.2

この種の大問題をわかりやすく解説している最良の資料は、中学校・高校の社会科の教科書です。参考書でもいいでしょう。

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