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農業と農協の関係
一般のサラリーマンです。 外から農協を見ていると、農協は農業の未来のことなど考えていなく農協の未来のみを考えているように見えます。 農業がどうなろうが農協の知った事ではない、どのようにして利益を出していこうかと考えているように見えます。 農協の第一線で活躍している人には失礼かと思いましたが、日本の将来に不安をもちましたので質問しました。 皆さんは、どのようにお考えですか?
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Makatiさん。はじめまして。 私は農村部に都市部から移り住んだ者です。 私も同じように思います。いろいろな意見があると思いますが、私の地域の農協職員は使い込みはするは売上げを持ち逃げするは仕事はしないはで大変な状況です。 それを見て見ぬふりをする農家の方々もどうかと思いますが。前に誰かが言っていた通り『営農』を大切にすべきと思います。保険屋・葬儀屋・機械屋等等本来農協がやる仕事じゃないでしょう。真面目に農業の事を考えろといいたいです。それが出来ないのなら解散してください。って感じです。 私も以前保険でトラブルがあったり、料金の2重徴収を何年もされていたりしましたので力が入りました。答えになってなくてごめんなさい。
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- noribou11
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組合というのは自分達の要求を数的圧力によって勝取るための存在です。 その考えから考えれば農家の組合である農協は十分その役目を果たしています。 そして農協が強いほど農家もまた安定した農業生産が可能になるわけです。 本来、農業とは国際的には企業の範疇であり、従業員をやとって農業に 従事させているのが普通です。そして日本でも市場原理から考えれば 企業に直接生産させる方が農業の国際競争力も高まるでしょう。しかし、 それを認めると個人経営の農家などひとたまりもありません。生活のため 企業に買収されて小作人として働くことになるかもしれません。現在の 契約農家という形で大手企業と対等な立場でいられるのも、企業参入を 認めない農協の圧力があるからなんですね。 これは国の政策に関しても同様です。農協と同じようなものに漁協というもの があります。農協と漁協の違いは何かといえば、最近は合併が進んできましたが それでも漁協は地域組合でしかありません。つまり組合員20人くらいしか いない漁協がたくさんあります。最低でも市町村単位の農協とは比べものに ならないくらい弱い団体です。まぐろはえ縄漁船の削減問題に関しても、 漁協はさした抵抗もできず、あっさりと水産庁に押し切られました。 減反政策で多大な保証金を毎年受け取る農家とはえらい違いです。 それに農村部での農協の貢献度は大きく、銀行もないような地域でもJAバンクは 存在するし、ガソリンスタンド、コンビニ、不動産など、その地域では 利益が見込めないような場所でも農家のために設置してあるの事実です。 これを運営するために都心部の農協から搾取している実情があるため、都心部の 方は農協の利益追求と思われるかもしれません。 しかし、日本ほど農業従事者の地位の高い国はないと思います。それは 農業従事者が経営者を兼ねているからに他なりません。農家が豊かでいられる のも彼らの所属団体である農協が強い圧力団体だからです。そして、 民主主義の原理で言えば団体交渉そのものに非はありません。 行動を起すものに利益があるのはむしろ好ましい社会と思います。 ちなみに私は農協関係者でも農家の者でもありません。
お礼
ご意見有り難う御座います。 衰退して行く農業の現状維持(発展ではない)に農協が活躍しているということですね。
- rakki
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農協の役割は、農家が協力し合って農作業を行う「結い」の精神がもともとの発端です。 「結い」とは、誰もが必要とする労働力を、回り番で提供しあう、各集落どこにでも存在した習慣でした。 都市部に在住する都会人とは違い、農民が個々に活動するのでは非常に効率が悪いため、 「組合」を組織して一人一人の負担を減らす目的で設立されています。 初めから、農民をお客さん扱いする組織として作られたわけではありません。くれぐれも誤解のないように。 前置きは別にして、本題に入ります。 我が家の家業は、農業ではありませんが、農協との付き合いは結構密です。 密になっている理由は、兼業農家の後継者の「精神的離農」に関係します。 たとえば稲刈りの時期、 「営農組合」という名称の農作業を協力して行う共同体を組織します。 本来なら、稲作農家の後継者が時間を都合して協力するべきですが、 「晴れならやるけど、雨なら中止」の稲刈り作業では予定が立たないと、協力する姿勢を見せません。 「金を払って誰かにやってもらえ」で、私のところに依頼が来るわけです。 自営業なので、ある程度の時間の融通は利きますが、一ヶ月間自分の仕事の予定が立たなくなるのは『サラリーマンの方』よりも辛いのです。 しかし、私はこの件は、地域に暮らすものの「結いである」と認識していますので万障繰り合わせて、従事しています。 『農協』が「農業協同組合」でなくなった理由は、このあたりにありそうです。 「経済社会」に翻弄されて、本来、農業が持つべき役割を忘れている姿は、間近に見ていて嘆かわしい。いや、時にはそれを通り越して『恐ろしい』と思うことがあります。 生産第一主義のために、「土作り」を忘れた農民の作る作物は、形だけが「農作物」という、生産物になってしまっています。 食品に含まれる栄養素は、微量なものほど減る傾向にあります。 消費者のことを考えれば、今のような農業をやっていく価値はありません。 農協の経営者は、ほとんどの場合は農業者です。農協の問題は、農業を営む方たちの心の現われです。 はっきり申しまして、農協に未来はありません。 解散して、本来の形である「営農組合」にもどるべきです。 しかし、現状ではそれすらままなりません。 日本の農業の先行きは、消費者がどれだけ生産地の現状に注意を払うかで大きく変化します。 考えることも大事ですが、出来ることから行動を起こし、問題を提起して行きましょう。
お礼
有り難う御座います。 私は、こういう意見を出す事が関心をもって行動している事だと考えてます。 農協全体は政治活動も農業者と一緒にやっているようですが、結局のところ先生方にやってもらっているのは農協を守る事であって農業の発展に関しては働きかけは消極的に思えます。
農協がなせ農村に作られたか.まず最初に考えてみてください。 農協は.都市部在住の各種商品製造業者の商品を効率よく農民に販売するための販売会者であって.あるいは.農産物を低価格でかき集める販売会者であって.農民の代表ではないのです。 すると.農協の講堂が理解できるでしょう。
お礼
おお! そうですね。 そのように考えると、農協全体の動きが理解出来ます。 有り難う御座います。
お礼
ご意見有り難う御座います。 私は現在、田舎に住んでますが何処の農協も幹部は似たようなものです。 農協というか自分の利益の為なら、その農家が一家心中しようが関係ないと思わせるようなことを言う人もいました。