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ELISAのカットオフ値の求め方
いつもお世話になっております。 現在新しいELISA系を作っているのですが、カットオフの値はどのようにして求めているのでしょうか。 何件か調べましたが、人によって様々でこれが正しい求め方というものがよくわかりません。 現在は暫定的に陰性血清の平均値に0.15を加えたものをカットオフとしています。 これは他に使用しているELISAキットにかいてあったものです。 よろしくお願いいたします。
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- ADEMU
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抗体の有無がわからないと陰性か陽性かの判別が難しいですね。 本来でしたら、カットオフ値をある値に設定してその時の陰性、陽性のそれぞれの一致率を求めて、最も一致率が高くなった値をカットオフとするのがベストだと思います。どうしてもグレーゾーンが存在してくるのでこのゾーン幅が狭いほど優秀な検査といえるのですが。 陰性検体の非特異的な結合がどれくらい存在するかによってもこの幅は変わってきますのでできるだけ非特異反応をなくす反応系が求められます。 それから、ポイントミューテーションが存在する抗体ですとせっかく作った系も偽陰性となり、やっかいな問題を残すことになります。
- ADEMU
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カットオフ値とはどのような意味で用いているのでしょうか。 陰性と陽性を判別するためのものでしょうか。 ROC曲線はつくられましたか。 陰性血清の平均値+0.15とは何の根拠なのでしょうか。 分布は正規分布なのでしょうか、対数正規分布なのでしょうか。 そういった状況によりかわってくると思います。
補足
ご返答ありがとうございます。 統計学等も調べてみたのですが今ひとつわかりづらくROC曲線は作製しておりません。 ELISAでは血清の抗体値を求める目的で、陽性陰性を判別します。 その意味でこれ以上の値なら陽性と判別すべくカットオフ値を求めたく思っています。 暫定的に使用しているカットオフ値はキットの説明書にあったもので根拠は全くわかりません。 明確な陽性血清は存在していません。
補足
現在血清を1週間ごとにサンプリングして計測していますが、抗体があることは明らかだと思います。 陰性血清のOD値が約0.6ほどでサンプルはだんだんOD値が高くなっており、6Wの血清では100倍希釈の時点でOD値が0.5から0.6ほどです。 自分でもいろいろ調べており、使えそうな本を一冊みつけました。 ご丁寧な回答ありがとうございます。