イスラムのテロの終焉があるとすればそのシナリオは？

質問

9.11事件以来、毎日のようにテロのニュースが流れて、いささかうんざりています。
イスラム系の人たちというのは、簡単に引き下がるタイプの人間ではないことが分りました。
日本人ならここまで抵抗しないと思われます。
西洋諸国にしてもこれといって有効なテロ対策がないとのこと。
というわけで、今後もテロは続きそうです。

そうはいってもいつかは終焉を迎える日がくると思います。
そのためにはどういったシナリオが考えられますか？
ばら色の未来を想像するとしたら、どんな未来でしょうか？

よろしくお願いします。

回答No.5

SCNK · ベストアンサー

テロそのものの歴史は古いのです。おそらく未来永劫、とは言っても人類がいる間でしょうけども、なくなることはありません。

イスラムのテロをなくす方法はありますよ。イスラムより都合のよいイデオロギーを作ることです。そもそもなんでイスラムがテロをはじめたかご存知ですか。

中東では、ずっと以前からテロはあったんです。ただ彼らのよりどころとしたのは、アラブ民族主義だったり、共産主義でした。

彼らはシオニズムとの対立や、英米の支配からの脱却のために正規戦を始め、ゲリラ戦とかテロで戦ってきました。戦いを継続するなかで、大儀として、民族主義を最初に掲げました。それがたとえばファハタです。ファハタはアラファトが率いていましたが、後にＰＬＯを乗っ取りました。またイラクにもありましたが、バース党です。アラブ諸国にバース党支配が多いのは、そのためです。

それで独立を達成した国もありますが、さらに戦いのための後ろ座さえとなったのが共産主義でした。それは冷戦構造も影響しています。ＰＦＬＰなどがそうですね。日本赤軍なども関与しましたね。

ところが冷戦構造の崩壊に伴い、共産主義は撤退して行きました。さらに独立を勝ち得たアラブ諸国は、すでにイスラエルとこれ以上戦闘をしようとは思わなくなりました。そしてアラブの大国のエジプトは、キャンプデービットでイスラエルと和平を結んだのです。しかし国家レベルでは良くても、民衆レベルで収まるわけがありませんし、独立を得なかったＰＬＯなどもいました。

そして嘗ては味方と思っていた共産主義のソ連が、冷戦崩壊の少しまえから、アフガニスタンを支配し、共産主義は彼らの敵になったのです。この時期、アメリカはムジャヒディンを支援していました。

ソ連がアフガニスタンから撤退し、新たに味方になった米国も、結局は敵だったということが彼ら自身が思うようになり、そして、彼らが必要とした大儀がイスラムの教えだったことを思い出したわけです。

長くなりましたが、たまたま彼らが、彼ら自身をまとめ、戦いの大儀とするアラブ民族主義や共産主義が、離れていったところに、新たに見つけたのがイスラムだったというわけです。

ならばイスラムを内部対立させ、かれらの理想の姿ではなくすとともに、もっと強力な思想を彼らに与えれば、そのときイスラムによるテロはなくなるでしょう。

回答No.7

bigskull

終焉しません。
イスラムとキリスト教、ユダヤ教の関係が全体的にどんなに良くなっても、完全には無くならないと思います。

一言言っておきたいのですが、イスラム系といってもいろいろいますよ。しかも一部の過激派がテロを起こすようになったのにも一応歴史的な経緯がありあます。イスラム系だけが一方的に引き下がらないのではなくて、当事者同士の一部が互いに勝手なことやったり譲らなかったりするだけです。

私なんかは、差別発言だ！と言って思わずヒステリックになってしまいそうなんですが、(汗)
同じイスラムの中にも様々な勢力が存在します。
たとえば、イスラム教徒以外を異教徒とみなして暴力で攻撃することを肯定する一派もありますが、それは本来少数派のはずです。
イスラム教は本来、コーランの中に登場するキリスト教やユダヤ教の考えをある程度尊重しているし、人殺しを奨励するような教義ではないはずです。
参考URLは宗教法人日本ムスリム協会のものですが、参考までに「協会の見解」のところをご覧になってみてください。
テロやイラク戦争についての見解が書いてあります。
内部対立させて・・・という回答もありますが、今まさに(昔から)一部では内部対立も起こっています。
穏健派も、過激な主張を押さえ込むのに一苦労しているのです。

キリスト教、ユダヤ教についても同じで、色々な勢力が存在します。

参考URL：

http://muslimkyoukai.jp/

回答No.6

hoihence

こんにちは。

今や「アルカイダ」というのは組織というより、「思想」になってしまってるので、当面、終焉しません。

ところで、これらの対立というのは「茶番劇」なのよ。知ってます？
わざと対立構造を作ってる人たちがいるんだよ。

http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1500144

回答No.4

ipa222

テロリストは、人殺しで生計を立てているので、彼らが改心をして平和に暮すという事はあり得ません。

テロを支持する一般庶民が、テロを誘引しているのです。社会的悲劇が大きかった地域や民族は、その鬱憤の解消を求めてテロを支持する人が増えます。
もちろん団塊の世代が学生時代に行った暴力運動のように、外国の工作員に誘導されるケースもありますが。

今のイスラム系テロが終焉するのは、テロ支持者達がテロに厭きるまで時間がかかります。
厭きるためには、経済の向上か、将来への希望しかないと思います。

アメリカも、単純に非戦闘員を痛めるのではなく、アメとムチで現地対策すべきだと思います。

回答No.3

Quant

地球は１０億年後には灼熱地獄になるそうなので、その前に人類は、他の星へ移住することになるでしょう。その時点でテロリストは排除されるでしょうから、地球とともに燃え尽きる。

回答No.2

rabbit_cat

現在のところ、やはり一番可能性が高いのは、
「イラクの民主化が成功して、それが周りの国に波及して、中東の国がみんな民主主義の国になる」
というまさにブッシュが言ってるシナリオでしょう。

ただ、この一番可能性が高いと思われるシナリオの可能性がすごく低そうってのが問題ですが。

政治的自由の無い国では、体制に不満を持つ人は絶対になくなりません。今のところ、中東の国々の人たちの不満は、その国の体制そのものよりも、アメリカ等の外国に向かっているようですね。中国の反日デモと同じ仕組みですね。

回答No.1

バグース（@bagus3）

おおざっぱに言ってキリスト教とイスラム教の
戦いに見えます。たとえ人類すべてがイスラム教徒
になっても、宗派どうしの争いがあるでしょうから
テロはなくならないでしょうね。