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「盗賊の唄」はどうしてあんなにロマンチックな曲?
クラシックギターをやっています。カタロニア民謡「盗賊の唄」はタイトルに似合わず、どうしてあんなにロマンチックで美しい旋律なのでしょうか。何か元になるストーリーがあるのでしょうか。教えて下さい。
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ホセ・カレーラスがカタロニア民謡を歌っているCDがあり、そのジャケットに訳がのっているそうです。 友人がその訳を教えてくれました。昔の「現代ギター」にも浜田滋郎訳の同様の歌詞がのっていたそうです。以下訳文。 おいらがガキでいたころは 伊達を気取って うぬぼれて 見せびらかしのスカーフに 足には白いワラジばき さらば、紫のなでしこよ! さらば、夜明けの明星よ! 大の男になったいま よからぬ道にはいりこみ 盗っ人稼業が板につき 来る日来る日のなりわいに ☆ 市場がえりの荷運びが 通りかかれば たちまちに 銭金すべて召し上げた 積んだ荷物もご同様 さらば、紫のなでしこよ! さらば、夜明けの明星よ! 金がしこたま 手にはいりゃ つぎにねらうは娘っ子 おいらの嫁にしてやると ころりだまして連れてきた ☆ お上がおれを捕まえて 暗い牢屋にぶちこんだ お上はおれを捕まえて 命でつぐないさせる気さ さらば、紫のなでしこよ! さらば、夜明けの明星よ! (CDの歌詞では、なでしこが、カーネーションとなっています。) 私も友人からこの歌詞を教えてもらって感慨ひとしおでした。ただただ甘いわけではなく、盗賊になった男の最後の「伊達男を気取った強がり」が感じられませんか。この歌詞を知ってしまったら、演奏もただただ甘い雰囲気ではない、毅然としたものを少し出したい気がします。 紫のなでしこも、夜明けの明星も、かつて愛した女性を思い出しているのでしょうか。ますますこの曲への愛着が深まりまりますね。(^^)
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- tugla
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「とっつかまった盗賊が、故郷やらなんやらを思って唄った」 のだそうです。 だからロマンチックで懐かしいかんじがするんでしょうねぇ 検索で出てきました。↓ 綺麗な風景見ながら聴けます。 http://www.geocities.jp/akira_tashiro/list/ladron.htm
お礼
聴いてみました。画像もとてもすばらしいですね。ありがとうございました。感謝です!
- kunchan723
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いい曲ですよね~・・・どこか懐かしさを感じるメロディーです。 処刑場にひかれていく(カタロニア地方の?!)盗賊が歌った曲だそうですよ。 盗賊でも人間ですからねぇ・・・家族や愛する人たちを想ったのでしょうか・・・
お礼
荒くれ男の心の中に、美しいもの、温かいものがあるなんて、ますますロマンチック!演奏のヒントになりました。ありがとうございました。
お礼
こんな歌詞があったんですね。ものすごく感動しました!「伊達男を気取った強がり」、とは本当に言いえて妙、ですね。ありがとうございました。