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大学の教官採用過程はどのように
私は大学の教官になりたくて募集HPから応募条件を満たしている大学に対してここ7年間に14大学(国公立及び私立)応募しましたが面接までは一回もチャンスがありません.現職は大学の教官ではありません.財団の研究職です.書類審査においてその大学の下位の教官が内定しているのでしょうか?また一般的に応募者がかなり多いのでしょうか?どなたかアドバイス下さい.回答によっては他の職種へ変更します.よろしくお願いします.
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日本の大学の研究室というのは、未だに 徒弟制度というか、親方制度というか 客観的な判断基準で人材を選んでいません。 海外でどんなにすばらしい研究成果を 上げた日本でも、国内にコネがないと まず日本の大学の先生にはなれないと 言われています。 学会紙などで公募が出た時点で、実際には 採用者が決まっていることが殆どのようです。 公募で採用するのが建前なので、形だけ そうしているんです。 コネというのは具体的には、その大学の 現職の教授の教え子、教授の知り合いの 別な大学の教授の教え子、教授が 学会で知り合った同じ分野の研究者・・・などです。 私のいた大学の研究室の一例で言うと、 東大から来た先生がいて、その先生が うちの大学の卒業生を採用して研究室を 1つ作り、その先生が教授になってから、 学会で知り合った東工大の大学院生を卒業直後に 講師として採用し、その人が教授になって、 やはり学会で知り合った早稲田の大学院生を 卒業と同時に助手として採用し・・・ といった感じで、面接と称して居酒屋で 飲み会をしてました。 客観的な能力は、学歴と学会発表の内容で 見ていると言えば、見ているのですが、 成果が出せなければ他の人にすぐ変わると いうシステムではなく、人事異動が 柔軟ではないので、事務的な応募で 採用される可能性は非常に低いと 思ったほうがいいと思います。 私の知っているのは、理系での一般論 ですから、文系だともう少し違うと思いますが。
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- takkochan
- ベストアンサー率28% (205/732)
私も、民間から公設研、国研の研究員(全て常勤任期なし)を計7年やって、国立大学に教員ではなく技官として入りました。そこでさらに7年半勤務してやっと私大に教員として移りました。 No.3さんへの御礼を見て、 >大学の常勤教員は,諦めようと思います. >現在メインの職場のほかに非常勤講師を三校受けています とありますが、メインの仕事をしながら非常勤ができるのでしょうか? 非常勤は言わばアルバイトです。メインの仕事をやめてまでやる価値はありませんし、メインの仕事の合間にやろうとすればメインの仕事がおろそかになります。 大学教員の公募は確かにできレースもありますが、本当の公募もあります。 >面接と称して居酒屋で飲み会をしてました。 というのは、居酒屋で飲みながら、真の姿を探っていたのかもしれません。 どう考えるかは自由ですが、現状を確保しつつ、常にチャンスを狙っていけば、チャンスが来るかもしれません(あきらめたらチャンスは来ません)。 私も未だチャンスを再び狙っている一人です(年齢的に教授しかありませんが)
お礼
職場は理解があり非常勤を認めてもらっています.勿論給料は職場に入れています.職場の仕事には弊害がないです.もう少し頑張って応募します.来年春の定年前には決めたいと思います.難しいようですが継続して応募してみます.
- sad-No1
- ベストアンサー率65% (215/326)
大学の教員を目指すのであれば、指導教官からコネなども大事になってくると思います。あと、それなりの研究業績を残したりしないと難しいと思います。 下記の本は、大学教授になるハウツー本として有名なものなので書店や下記のサイトなどのレビューなど見てはどうでしょうか?この著者の本を読んで実際に大学教員(専任)になった人がいます。参考になると思います。鷲田小彌太(著)『新大学教授になる方法』などを読んで見てはいかがでしょうか? ご存知だと思いますが、『研究者人材データベースJREC-IN』などで募集状況を確認して研究分野と一致しているかなど確認して見てください。 http://jrecin.jst.go.jp/
お礼
参考資料有難うございます.もう少し頑張ってみます.
- hiyoko-_-
- ベストアンサー率17% (7/40)
大学の教員公募という市場で,その14回という数字は,悲観する数ではありません. 応募者は,分野や大学で違うと思いますが,百人~数百人と思ってよいでしょう. 学位を二つお持ちとのことなので,業績はおそらく十分なのでしょう. しかし,それだけでは決まらないのがこの市場のようですね... ご指摘のように,出来レース公募もあるにはあります. 純粋公募でも,現職教員との年令の兼ね合いもありますし, どちらかというと研究よりも教育や事務仕事(入試とか...)のための 教員がほしい場合もあります. その場合,研究業績がピカイチでも採用されないですね. また,公募だけでなく一本釣りという方法を取る場合もありますから, 大学教員との共同研究や学会での知り合い作り,研究のアピールなどが 功を奏する事もあります. 研究業績があり,学位があり,非常勤があり,しかも職アリという現状は, 決して悲観するような状況ではないと思います. もし本当に,教員になりたいのであれば,現在の研究に力を入れつつ, 諦めずにチャンスを待つべきです.
お礼
もう少し頑張ってみます.来年で定年の60才です.
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
>大学の常勤教員は,諦めようと思います.現在メインの職場のほかに非常勤講師を三校受けています. 諦めることはないと思います。 学部生のとき授業を受けていた 熱力学の先生が、当時、筑波の高エネ研の 研究員で、当時は非常勤講師でしたが、 今は(常勤)講師になっています。 非常勤で大学に行きながら、大学の 先生たちと交流を深めていけば 可能性はあるということだと思います。
お礼
有難うございました.皆様から激励の文章をいただいています.もう少し頑張りたいと思います.
- maiuumaiuu
- ベストアンサー率22% (2/9)
私立大学教員は教"官"ではありません. 国立大学も独立行政法人になったので 教官という用語が適切かどうか,ちょっと疑問です. 大学教員になるのは大変です. 『希望格差社会』という本を読んでみてください. 博士号を取っても大学に職を得られない人がたくさんいる ということを,具体的な数値を挙げて説明してあります. 14回公募に出しても面接に呼ばれないなんて, 東大の博士号を持ったODでもざらにあることだと 思います.
お礼
コメントありがとうございます.PhDは二つ持っていますが,なかなか採用は難しいです.このようなことはざらにあるしいうことで少し安心しました.ありがとうございました.
- yaginumasan
- ベストアンサー率26% (12/46)
過去質をみるかぎり理系(理論系)と思っていいんですかね? 財団の研究職ていうのが、ちょっと引っかかるけど(経済系なのかな?)。 基本的には公募は、ホントに公募で決まってるものが多いと思いますよ。全然、接点のなかった大学の教官になってる人ってのも実際にたくさんいますし。 とくに私立なんかだと、内々ですでに決まってる枠はそもそも公募なんかしないと思いますが。 書類審査は、純粋に業績の評価ということになるんじゃないでしょうか。もちろん、知ってる人のほうが心証がいいとかはあるでしょうが、一応、独断ではなくて教授会ってのを通さないといけないですし。。
お礼
ありがとうございました.チャンスがあれば応募したいと思います.
お礼
ご意見のような感じがしましたので投稿しました.#1 and #2さんの言うこともわかります.apple-manさんの意見のような感じを今思っています.良くわかりました.大学の常勤教員は,諦めようと思います.現在メインの職場のほかに非常勤講師を三校受けています.ありがとうございました.