卵の賞味期限はだいたい10日くらいを目安につけられているようです。(経験的に)
賞味期限は、この時までならおいしく食べられるということを保証している期間であって、食べられなくなる期限ではありません。おそらくこの保証の内容は、生卵として食べられるということだと思います。
ところで、いつも疑問に思うのですが、賞味期限が来た卵を割っても結構君が盛り上がっています。でも、旅館やホテルで出される生卵で黄身が盛り上がっている卵を見たことはありません。有名ホテルでも例外無しです。御存じのように黄身が盛り上がっているほど新しいはず。思うに、これらの卵は賞味期限を大幅に過ぎているにもかかわらず、黙って食べさせられているのではないでしょうか?
卵は生き物です。それ自体が生命活動を行っています。これは無精卵であっても同じ。生きている限り鮮度は落ちません。逆に言えば、うまく生かしておけば、いつまででも食べられることになります。ある山小屋で聞いた話ですが、秋にたくさんの卵が余ったとき、凍らないようにして越冬させるそうです。そして、次のシーズンには食卓に・・・この保存させるときのコツは、凍らせないこと。毛布にくるんで大切に保存します。
卵は、腐るととてもいやな臭い(硫黄のような臭い)を発するので、わかりやすいです。臭わず、黄身の形がしっかりしていれば食べられます。卵の食中毒の多くは細菌によるもの。古くなった卵は生で食べずに火を通すと安心です。
それでもイヤなら卵パックという手もあるでしょう。