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手っ取り早く第二次世界大戦前頃のドイツのことを知りたい

アニメ映画「鋼の錬金術師」を見に行くのですが、その舞台が1923年のミュンヘンです。 ざっくりと歴史背景と人物などを知りたいのですが、お勧めの本がありましたら教えてください。 なお、アニメは所詮アニメですから、本当の歴史と混同することはありません。むしろどうパロディにするかを楽しみたいのに、肝心の歴史を知らないので惜しいなあ、といったところです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • glow
  • ベストアンサー率57% (50/87)
回答No.4

比較的手軽に購入できる文庫本としては 光人社NF文庫 加瀬俊一著「ワイマールの落日」 がお勧めです。 また、ホームぺージでは下記URL「第1次世界大戦」 の「ワイマール共和国そしてヒトラー」の項が 良いかと思います。

参考URL:
http://ww1.m78.com/
noname#64702
質問者

お礼

本の紹介、ありがとうございました。早速見てみます。 また、ホームページの紹介もありがとうございます。項目ごとになっていてとても見やすいです! webでもこんなによくまとまったページがあるのですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.5

1923年のミュンヘンにおいて最も重要なのはヒトラー率いるナチスの、ミュンヘン一揆でしょう。 ナチスはヴェルサイユ体制の打破と右翼政権の樹立、つまり政権獲得を目指したクーデタを起こします。それがミュンヘン一揆です。しかしこれは失敗してヒトラーは逮捕、投獄されてしまいます。この間にあの有名な「わが闘争」を執筆しました。つまりこのミュンヘン一揆は暴力的な政権獲得は為しえないとヒトラーが気付き、議会を利用した合法的な手段を用いて政権獲得を目指していく転換点となった事件なのです。 それより以前の話というとNo.2の方が述べられていますが、まず1918年に第一次世界大戦が終結。翌1919年にヴェルサイユ条約が締結され、ドイツは領土の割譲と多額の賠償金の支払いを負うこととなりました。これは言わずもがな、敗戦国であるドイツにとっては大変厳しい内容でありました。同年、ヴァイマル憲法が制定されヴァイマル共和国と呼ばれるドイツの新体制が出来上がります。初代大統領がエーベルトという人でした。1920年に国家社会主義ドイツ労働者党、俗に言うナチスが結成されます。結成当時は党員数名の小さな党でした。ナチスは二十五カ条綱領という、今で言うマニフェストを発表し指示を得ようとします。ドイツ国民の悲願であるオーストリアの併合や国民の不満の元であるヴェルサイユ条約の破棄などや後のホロコーストの原因となるユダヤ人の排斥などがここに記されています。 1923年にドイツに関してもう一つ補足しておかなければならないのがフランス・ベルギーによるルール占領です。両国はドイツが賠償金を支払わないということを理由にドイツの大工業地帯であるルール地方を占領してしまいます。これに労働者は反抗しますがそのせいで生産が低下、インフレが起こりドイツの社会に混乱が起こりました。これに乗じてヒトラーはクーデタを起こしたのですね。 ざっと当時のドイツ史を説明しましたが更に詳しくは下記HPを御覧下さい。

参考URL:
http://www.c20.jp/1923/11munch.html
noname#64702
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 1923年がヒトラーの転換点の年だったということがわかりました。 動機はアニメと俗極まりないですが、これを機会に常識を一つ、身に付けられるかな、と思っています。 皆様のご回答に感謝します。ありがとうございました。

  • keydaimon
  • ベストアンサー率28% (80/285)
回答No.3

関係ないですが、 最近、ドイツでヒトラーの人間性にスポットを当てた映画ができた(できる?)そうです。 まだ公開していないと思いますが・・・、いろいろと物議を醸しそうな作品です。

回答No.2

1923年頃のドイツということであれば、まだヒトラーが権力を握るより前の話ですね。 この頃のドイツは、第一次世界大戦の敗戦による多額の賠償金で経済が滅茶苦茶、1923年には僅か1年足らずの間に物価が一兆倍になるなど、物凄いインフレに見舞われていました。もう紙幣が紙くず同然となり、手押し車いっぱいの札束を運んでパンを買いに行く、というような状況だったようです。 政治面では、第一次世界大戦末期の1918年に革命が起こり、皇帝ヴィルヘルム二世が退位、翌1919年にベルサイユ条約調印、同じ年にワイマール憲法が制定されます。ワイマール憲法は、社会権などの面で当時としてはなかなか進んだ憲法でしたが、なにぶんにも大戦後の賠償金の負担が重く、大変な状況でした。 そんな状況にヒトラーは1919年、国家社会主義ドイツ労働者党(いわゆるナチス)を結成します。この当時のナチスは、せいぜい小さな、田舎の政党でしたが、徐々に力をつけていきます。そしてインフレもピークに達していた1923年、ヒトラーは武力で政権を取ろうとしましたが、失敗します。(ミュンヘン一揆) 投獄されたヒトラーは、獄中で口述筆記させたものが、後のナチスのバイブルとも言える「わが闘争」です。 1923年11月にはレンテンマルクが発行され、インフレはようやく収束します。翌24年の暮れ、ヒトラー出獄。ヒトラーはミュンヘン一揆の失敗により、武力ではなく合法的に(要するに、選挙で勝って多数派になる)政権を取ろうと画策し始めます。 1910年代末~1920年代前半のドイツ、ざっとで良ければこんなところでしょうか。 お勧めの文献としては、簡単な通史みたいなものから当たってみるのが良いかと思います 参考までに↓をどうぞ。

参考URL:
http://www.c20.jp/index.html
noname#64702
質問者

お礼

概略の解説、感謝いたします! 参考URLも面白いです。 ヒトラーは一度逮捕されている、とはおぼろげに知っていましたが、それがミュンヘンだったんですね。なるほど。 回答ありがとうございました。

  • pigtail
  • ベストアンサー率24% (103/416)
回答No.1

第二次世界大戦のドイツと言えば、ナチズムで、ヒトラーの時代でしたっけ? 歴史!と言う事ですと、ちょっと違いますが、ドイツの状勢などですと、「アンネの日記」ですね。 後、本だと、歴史の流れとかもそうですが、ヒトラー関係の本は、その時のドイツの情景が描かれているものが多く、分かりやすいです。 映画だと、シンドラーのリスト、戦場のピアニストなどもそうです。 後、ざっくりとでよければ、書庫でなくても、こんな感じのHPで人の名前とか、条約とか、大雑把な事は分かると思います。

参考URL:
http://www.uraken.net/rekishi/syusen01.html
noname#64702
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 Webできる時間が限られているので、これ一冊読めば大体OK、というような本があればいいな、などと考えているのです…他力本願ですみません。 映画アプローチもいいですね。どうもありがとうございました。