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言語論についての質問です
言語論の勉強をしているのですが、 「効果的な言語運用の方法」というのがどうしてもわかりません。 どなたか説明していただけると嬉しいです。お願いします
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>「確実に意図を伝えるのに効果的な言語運用をするにはどうしたらいいか」 自分で言っておいてなんですが,これが結構難しい。 とりあえず,古典的な Grice の「強調の原則(Cooperative Principle)」でいうと, 1.量の格率(maxim) 話す内容が必要な情報をすべて含んでおり,かつ必要でない情報は含まない 2.質の格率 嘘だと持っていることや,充分な証拠のないことは言わない 3.関連性の格率 話題と関係のないことは言わない 4.様態の格率 不明瞭な言い方や曖昧な表現を避け,簡潔で順序立てた明晰な話し方をする 語用論の本を見ればこの手のことがたくさん出ていると思います。
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一応参考文献を。 Grice, Paul. 1989. Studies in the way of words. Cambridge, Mass.: Harvard University Press.『論理と会話』清塚邦彦訳,勁草書房,1998. Levinson, Stephen C. 1983. Pragmatics. Cambridge: Cambridge University Press.『英語語用論』安井稔,奥田夏子訳,研究社出版,1990. 今井邦彦. 2001. 『語用論への招待』大修館書店.
>「効果的な言語運用の方法」 これだけでは何ともお答えのしようがありません。 どういう「効果」でしょうか? 確実に意図を伝えるのに効果的? 相手の面子をつぶさないようにするのに効果的? 少ない言葉で一度に様々な意味を込めるのに効果的? などなど...
補足
なんだか補足が送れてなかったみたいです… 説明が足りませんでした。 意味としては >確実に意図を伝えるのに効果的 これが最も適しています。 例などは理解できるのですが「確実に意図を伝えるのに 効果的な言語運用をするにはどうしたらいいか」 となると判らなくなってしまいます。 回答お待ちしています
お礼
紹介された本を買って読んでみました。 とても分かりやすく参考になりました。 丁寧な解説ありがとうございます。