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吉田太郎はベットで目覚めるか、床の上で目覚めるか?

私はこの問題を考え始めると、いつも夜眠れなくなるので、すっきりした回答ください。 この問題では、将来医学が発達して人間の体を分子原子のレベルまで完全に正確にコピーする技術が開発できたと仮定します。 問題:吉田太郎は、病院のベットで夜眠りに付きました。眠っている間に医者が密かに、吉田太郎の体を完全コピーしてしまいました。元の体はベットの上にそのまま戻しました。新しくコピーした体は、ベットの横の床の上に置きました。翌朝、吉田太郎は、目を覚ましました。ここで、問題。吉田太郎は目覚めたとき、どこで目覚めるでしょうか?ここで重要な条件があります。自分自身が吉田太郎になったつもりで考えることです(吉田太郎を自分の知らない第3者と考えると意味がなくなってしまいますので)。答は以下のどれですか、その理由と合わせて教えてください。 答1:ベットの上で目覚める。 答2:床の上で目覚める。 答3:ベットと床の両方で目覚める。すなわち世界が2重に見える。 答4:それ以外。 もし「二人の吉田太郎がベットと床の上のそれぞれで目覚めるだけじゃないか」と考える方は、自分が、吉田太郎の立場になってもう一度考えてみてください。自分が今夜ベットの上で眠りについた状態を思い浮かべてください。翌朝起こることは何でしょう?目覚めるか、それとも永久に目覚めない(死んでしまう)かのどちらかでしょう。今、死んでしまうということはないとすると、必ず目覚めるわけです。そのとき、目覚めて回りを見回すと自分はベットの中にいるのか、それとも床の上にいるのか.....どっちなんでしょう?

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  • ベストアンサー
  • bofd
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回答No.16

実験を最初の質問に戻して考えてみます。眠っている間は自己を認識する意識が働いていないと仮定すると、オリジナルの太郎は自分の連続性を知ることは不可能だと思います。哲学でよくある、自己言及の不可能性というやつです。似たようなのだと、「他人の死を知ることはできるが、自分の死を知ることはできない。」というのがありますね。第三者(この場合だとコピーを作った医者かな)がいて、二人が目覚めるまで監視していれば、わかると思います。 ここで、コピーの太郎がイチャモンをつけます。「俺が本物だよ。あんたここでずっと見てたっていうけど、夢でもみてたんじゃないの?」 今度は医者が自己言及の不可能性に陥ります。もし、医者が二人いたら?たまたま同じ夢を見たのかもしれません。どこかで見切りをつけて、それを信じるしかないですね。本当に知りたければ、kobareroさんが見ているのが一番いいのではないでしょうか、居眠りにお気をつけください(笑)。

kobarero
質問者

補足

はーい。わかりました。居眠りしないで監視します。でも、この問題考えてるといつも寝不足で、居眠っちゃうかも。

その他の回答 (15)

  • bofd
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回答No.5

難しいことではないと思うので、もう少しわかりやすく説明してみようと思います。 吉田太郎をA、吉田太郎のコピーをA´とします。 kobareroさんは 物質的に同じであるならば、「A=A´」であり、どちらも吉田太郎として目覚める。さて、もとの主観はどちらで目覚めるのだろうか? と考えているのだと思います。 私はこう考えます。 Aが持っている物質的性質だけが、Aの固有性(AがAであること)を表すのではない。物質的性質というのは、あくまでもAの持っている性質の内の一つである。他に挙げるとすれば、「位置」という要素がある。なぜ「位置」の違いがAの固有性を示すかというと、Aは単独で存在しているのではなく、A以外のモノと関係しつつ存在しており、この関係はAだけが持っているものだからである。 さて、吉田太郎のコピーであるA´は「A以外のモノとの関係」までもコピーしているでしょうか、していません。ゆえに「A≠A´」と考えます。よって吉田太郎はベッドで目覚め、名無しのゴンベエが床で目覚めます。 こんな感じでどうでしょうか。

kobarero
質問者

補足

うーん....悩みますね.....済みません....正直なところまだわからないです...。何故わからないかを2つの視点から述べさせていただきます。 (1)まだ、コピーするとかめんどくさいことを考える前に、単純に吉田太郎一人を考えた場合、彼が歩いていれば、刻々位置が変わります。でも、位置が変わったからと言って、意識の連続性が変わるわけではないです。だから、位置まで同一のコピーができないからと言って、別の意識を持った人になるということには、ならないのではないでしょうか? (2)これは、#2の方の補足で書かせていただいたことですが、人間転送技術で一旦、吉田太郎を原子レベルまで、ばらばらに分解して、原子群を作り、その原子群と全く同じ組成から成るもう一群の原子群と混ぜ合わせて、オリジナルとコピーの関係を区別できない状態にした後、再度2体の吉田太郎を作った場合、眠りに入る前の吉田太郎は、どちらかの体で目覚めますか、それとも2度と目覚めないと考えますか?それは何故ですか?

  • kigurumi
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回答No.4

No.3です。 私の回答は 多重宇宙の本に中に紹介されていたような内容です。 この世は一つだけではなくて、いくつも分裂した世界があり、今回一つだった世界が二つに分裂したんです。 お互い この世は分裂していると 観測者の立場から見ることができないので、別の世界を認識できません。 分裂したきっかけは 『眠っている間に医者が密かに、吉田太郎の体を完全コピーしてしまいました。元の体はベットの上にそのまま戻しました。』 です。 医者も観測者ではないので、やはりそれぞれの世界に分裂しました。 二つボディを作ったという医者の認識は、医者自らが分裂した世界にそれぞれに存在した段階で消えた。 こう考えると、矛盾は無くなり それぞれの世界が消滅しないで存続することになる。 太郎は一つの世界では いつも通りベッドで目覚めて、もう一人の太郎は途中ベッドから落ちちゃったと思って、妻の横にまた寝た。 二つの世界が存在することになったと考えると、一人がもう一人の存在を認識する必要がなく、混乱 混沌 カオス ってものが発生しなくなると思います。 統合失調症の人は、二つの世界を同時に認識できてしまい矛盾が起こり、秩序だった世界が崩壊し、心のバランスを失いカオスの世界に翻弄されてしまうんだと思います。

kobarero
質問者

補足

そういう意味だったんですね。私は勘違いしてました。20かから30年の時間差を持った2つの太郎の意識が一つの太郎の体の中に共存しているという意味だと思っていました。だから、同じ肉体で20-30の年齢差をどうやって解消するのか考え込んでしまいました。 多重世界の話については、私もよく幻想を抱きます。よくぼんやりしていて赤信号のとき渡ってしまい、後から気づいたとき、この自分は生きているけど、もう一人の別次元の自分は、ここで交通事故に会って死んでいたのかも知れないとよく思います。 多重世界が論理的になかなか困難なのは、いつどういう条件で「世界が分裂」するかです(1マイクロ秒毎に分裂していると、わけわかんなくなりますから)。あるいは、「分裂する」のではなく、初めからいくつかの別の世界があるとも考えられますし....。まー、ちょと合理的にはアプローチしにくい世界です。

  • kigurumi
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回答No.3

わたしは両方ともベッドで目覚めると思います。 太郎を自分の知らない第三者として考えてはいけないとすると、難しいのですが、、、、 ●吉田太郎はベッドで夢から覚めた。  かぐわしい香りに、 昨日 妻に30歳の誕生日に百合の花をプレゼントしたことを思い出した。  ベッドの傍らで目覚めている妻は今もその感激の余韻を残し、目を潤ませ太郎を見つめている。 ●吉田太郎はベッドで目覚めた。  かぐわしい香りに、昨日 妻に30歳の誕生日・・・以下同じ    ただし、その後にこう付け加える。  妻は夫からプレゼントされたベットの脇に飾られた百合の香りになみだ目になった。  「夫は私の誕生日に欠かさず百合の花をプレゼントしてくれるが、   わたしは百合アレルギーです と結婚して30年たった今でも言えずじまいだ」とため息をついた。 二人の吉田太郎は別々の類似した世界ではあるが、流れる時間が違う世界にそれぞれ住んでいる。

kobarero
質問者

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うーん...なるほど。でも、この問題は「第3者として考えるのではなく、自分が吉田太郎になったつもりで考える」のが条件ですから、その条件で考えると、以下のようになると思います。 ●吉田太郎は床の上で夢から覚めた。  かぐわしい香りに、 昨日 妻に30歳の誕生日に百合の花をプレゼントしたことを思い出したが、どうもおかしい。オレはベットから落ちたのか?ベットを見ると、妻の横に変な男が寝ているではないか。よく見ると、その男は何とオレにそっくりだ!何が起こったんだ?  ベッドの傍らで目覚めている妻は今もその感激の余韻を残し、目を潤ませオレに良く似た男を見つめているではないか!? ●吉田太郎は床の上で目覚めた。  かぐわしい香りに、昨日 妻に30歳の誕生日・・・以下同じ    ただし、その後にこう付け加える。  オレは驚きと恐怖のあまり高血圧が爆発するのを感じた。朦朧とする意識の中で、オレがプレゼントした百合の香りになみだ目になる妻が見えた。あーオレはこのまま死ぬのか?  「オレは妻の誕生日に欠かさず百合の花をプレゼントしてきたが、   オレは百合アレルギーなんだ と結婚して30年たった今でも言えずじまいだ」と最後のため息をついて、オレの目の前がまっくらになっていくのを感じた。 二人の吉田太郎は余りに異なった世界ではあるが、流れる時間が違う世界にそれぞれ住んでいる。

  • goHawaii
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回答No.2

吉田太郎は、ベッドで目覚めるのみです。 > もし「二人の吉田太郎がベットと床の上のそれぞれで目覚めるだけじゃないか」 > と考える方は、自分が、吉田太郎の立場になってもう一度考えてみてください。 吉田太郎と吉田太郎’が存在するのみであり、吉田太郎からすれば吉田太郎’の 存在に驚き、時として恐怖を感じるかも知れませんが、吉田太郎は吉田太郎の ままに生きるのみです。 意思を持ったところに人格が発生すると考えると、ベッドの上から周囲を眺めた 吉田太郎と、床の上から周囲を眺めた吉田太郎”とでは、得る情報が違いますし そこから派生する思考が違ってくるわけですから、すでに同体ではありえません。 また、コピーを行った場合に、それまでの記憶や経験などまでもがコピーできる かどうかは不明です。 それらをコピーできなかった場合には、同じ細胞を持つ人間同士でも意思が 同一になることはありえない話かと思います。

kobarero
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 吉田太郎と吉田太郎’が「原子分子レベルまで全く同じ」ということの意味が、もしかすると受け取る人によって異なるのかなと感じました。それで、コピーする方法について、もう少し詳しく検討してみました。 まず、コピーする前にスタートレックで出てくる人間転送技術は実現可能だとします。すなわち、人間を構成している全ての分子原子を原子レベルまで一旦ばらばらに分解し、その原子群を直径1mmのパイプを通して別な場所に転送して、そこで再構成して、もとの人間の体を復元することができると仮定します。 この人間転送技術を使って、吉田太郎が眠っている間に、別の部屋Aのベットの上に転送したとします。翌朝、吉田太郎は部屋Aのベットの上で目覚めることができると考えます(まだ、コピーはしていないです)。まず、この段階で異論があればお知らせください。 次に、コピー方法ですが、上記が成り立つという前提で、以下のように進めます。 吉田太郎が眠っている間に、人間転送技術を使って、まず、吉田太郎の体を原子レベルまで、ばらばらに分解します。そして直径1mmのパイプを使って実験室に原子群を送ります。ここで、送られてきた原子の種類と数に完全に等しいもう一群の原子群を混合します。原子群を良く混ぜ合わせ、吉田太郎を構成していた原子と新しく追加した原子が十分ランダムに混ぜ合わされるようにします。 よく混ぜ合わせた後で、あらためて、元の体を今度は2体、元の吉田太郎の体と全く同じになるように再構成します。そして1体は、もとのベットに、もう1体は、床の上に寝せます。この2体は物質的には、分子原子レベルまで、完全に同じです。 さて、吉田太郎が目覚めるのは、ベットの上でしょうか、それとも床の上でしょうか、あるいは2度と目覚めないでしょうか?

  • bofd
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回答No.1

ベッドの上で目覚めると思います。 空間のある一点に二つのものが同時に存在することはできません。つまり、「位置」という要素を与えれば、この世に「同じもの」はないということです。それゆえ、完全なコピーは存在しません。「新しくコピーした体」は吉田太郎と似て非なるものです。

kobarero
質問者

補足

ご回答ありがとうございました。 >「空間のある一点に二つのものが同時に存在することはできません。」 確かに、おっしゃると通りです。ただ、「ベットの上」と「床の上」は中国語では同じ空間ですが、日本語では違う空間だと思うのですが....。ちょっとおしゃる意味がわかりませんでした。済みません。

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