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岡崎武士&佐藤嗣麻子「爪先立ちて歩く幽霊」
5年くらい前Amieという雑誌の創刊号に載った漫画です。佐藤嗣麻子さん原作で岡崎武士が描いて、さらに中の詩は夢枕獏が書いたらしい?? という気になる組み合わせで・・・内容自体とても気に入っていました。 あれはどんな経緯で描かれたものだったのでしょうか。もしや佐藤監督の手で映像化されたなんてことは・・・!? その後単行本化された気配もないし、ずっと情報渇望中です。なんでもいいので関係ありそうな事教えてください。 おねがいします。
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私もその漫画を読みまして大好きになったので、切り抜いてとってあります。 まずはこの漫画は創刊記念スペシャル読み切りとして二人のコラボで描かれたものです。雑誌の切り抜きの漫画の横に岡崎武先生からのメッセージの欄があり「素晴らしい原作で、佐藤監督の狙いどおりにまんが化できたか不安ですが、個人的には大変楽しんで作画させて頂きました。佐藤監督にとっては初のまんが化だそうで、本当に光栄です。」 佐藤嗣麻子先生からのメッセージ「ふだんは映画監督をしていますが、じつはまんが家になりたかったのです。いつも素晴らしい作品をお描きになっている岡崎先生にまんが化して頂き、夢が叶ったようで本当に嬉しいです。」とありました。 中の詩は夢枕獏さんの作った詩ではなく、夢枕獏「聖楽堂酔夢譚」集英社文庫(内容は著者の好きな作品のことが色々載っている本です)に収録されている実在した小説家で詩人の佐藤春夫の「爪先立ちて歩く幽霊」です。わたしはこの詩がとても好きです。 佐藤春夫さんご本人の本ではどの本に収録されているかはわかりません。 佐藤春夫さんは谷崎潤一郎さんと同じ時期の作家さんのようです。 この詩をイメージして佐藤さんが原作を作り、岡崎さんがまんが化なさったようです。 岡崎さんがあまりまんが家としての活動なさらなくなり長らくどこにも 収録されていませんでしたが、2003年12月12日発売、岡崎武士画集「void-ヴォイド-」2200円に収録されたようです。 アマゾンにありましたので参考URLにしました。 お役に立てば嬉しいです。