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シェイクスピアの化粧論
今、シェイクスピアのソネットを勉強しているのですが、127あたりから登場する黒婦人を説明するときに先生がシェイクスピアは化粧に対して否定的だった…みたいなことを話していたのですが、どなたか詳しく教えていただけませんでしょうか。上手く説明できなくてすみません…。よろしくお願いします。
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シェークスピアと化粧、実にユニークな組み合わせです。そのせいでしょうか、回答が寄せられません。しかし、視点が面白く、少し調べてみました。シェークスピアの研究家でもなく、化粧については疎く、明快な回答を持ち合わせているわけではありませんが、今後の調査の手掛かりになれば、と回答をまとめてみました。 まず、ソネットの130番にこうありますから、全く化粧を否定しているわけでもなさそうです。 And in some perfumes is there more delight Than in the breath that from my mistress reeks. URL: http://tinyurl.com/9ncea また、このソネットを評したサイトがあります。「シェークスピアは、当時の美人の基準に照らせば、如何に黒婦人が醜いかを表現している。・・・・・・しかし、彼女を女神と呼ぶ。・・・・・・当時の美人とは厚化粧をした金髪の女性である。・・・・・・このソネットで彼は素顔の美しさを評価している」 URL: http://tinyurl.com/ct8c7 当時はどういう女性が美人といわれたか、厚化粧が一般的だったのか、この辺りを調べ、そのことを念頭にシェークスピアが黒婦人の容貌をどう記述したかを確認することで化粧をどう評価していたかが見えてくるかもしれません。
お礼
お答えいただいてありがとうございます。本当に助かりました。130番にそういう部分があったんですね!ぜひ参考にさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。