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竹久夢二の「宵待草」はなぜ1番だけが多い
2番まで載せている楽譜は少ない。なぜでしょうか。全音楽譜出版社の日本名歌などでは1番だけです。なお、多い少ないは主観ですがよろしくお願いします。
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こんばんは。 夢二のは本当に一番だけで、二番は西条八十の作詞だから、掲載する時に著作権とか何かがあるんじゃないでしょうか。「夢二作!」と銘打つなら、一番しか対象にできないわけだし・・・。 でも、二番を見ても、やっぱり一番の方がいいような気がしますね~それこそ主観ですが。 参考までに↓イキナリ音がしてビックリします。
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- dojustice
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西条八十が2番の歌詞を書いたのは間違いないのですが、わたしは「いつ2番の詞を付けたか」という点に以前から疑問を持っていましたのでちょっと調べてみました。 大正2年(1913)に竹久夢二が「小唄として」この詞を作り、この詞に感激した多忠亮(おおのただすけ)が、大正7年(1918)にこれに曲を付け、これをセノオ楽譜から出版したところ、爆発的な人気を得た、というところまでは間違いないようです。 西条は竹久より4歳年上ですから、タイミング的にはいつ詞が入ってきてもおかしくはないのですが、やはり竹久が生きている間はちょっと難しいのではないか、という気がします。 昭和13年に「宵待草」という映画が作られたとき、西条が補詞をした、という下記のブログがありました。 わたしは、この説が正しいのではないかと思います。 http://www.maboroshi-ch.com/edu/ext_37.htm 昭和13年には、竹久も多もなくなっています。 何をやっても苦情は出ません。 なお、この歌の題名が「宵待草」となったのも、映画以後だと思います。 セノオ楽譜から出版された楽譜の表紙には、明らかに「待宵草」と”右から”横書きにされています。 (画像右側、中央よりやや下、白黒反転文字) http://www.yumeji-minatoya.co.jp/s-5.htm ここで歌われた宵待草は月見草ではなくて、「おおまつよい草」のこと、というのは定説ですが、太宰治などはまつよい草を月見草と呼んでいたそうです。 (おおまつよい草は直径10センチくらいの黄色い花。月見草は直径4センチくらいの白い花) http://rainbowdream.seesaa.net/article/987568.htmlhttp://www.ne.jp/asahi/tochigi/sakamoto/matsuyoi.html 素晴らしいソプラノが聞けます。(^_^;) http://www.ishizuchi.jp/uta/kokoronouta-yoimatigusa.html 蛇足ですが石原裕次郎もこの歌を歌っています。 http://www.ishihara-pro.co.jp/ac/ishihara/i_song/so_78.htm ながながと余計な話ばかりですみませんでした。(-_-;)
補足
2番が西条八十とはしらなかった。納得のいく説明だ。