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ADHDについて
ADHDについて調べているのですが、当人、もしくはその親、教師の方々が世間に知ってほしいこと、訴えかけたいことは一体何なのでしょうか? 本などではわからないことも多く、非常に気になります。 大学の授業で調べているのですけど、やはり実例等あったほうが、訴えかけられることも多いので切実です。 よろしくお願いします。
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質問者さんへの解答にならなくて申し訳ないんですが、No.1さんのおっしゃっている内容には偏りがありますのでご注意を。 鉄分と子供の認知行動に関係があること自体は何十年も前から言われていることで、別に新しい知見ではありません。 挙げてある論文も、ADHD(の重症度)とフェリチンの関係について述べただけで、「ADHDが鉄分不足で起こっている」「鉄を補充すればADHDが治る」ということは、何ら証明していません。 これまで積み上げられてきたADHDに関する知見を根底から覆すような類の発見ではありません。従って、「これまでに日本の児童心理学者や教育者などがいろいろ言っていることは全く見当違いである可能性が強くなっています。」と解釈するのは、全く見当違いです。
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- sentatoku
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■本気でADHDを調べようと思っているのであれば、下記の論文など最新の情報を集めることです。ごく最近の研究でADHDは発達障害などというものではなく、小児期の鉄分欠乏(但し貧血を起こすような欠乏のしかたではなくて予備鉄量の不足)で起こっているだけ、という結果が続々と出ています。 ■これまでに日本の児童心理学者や教育者などがいろいろ言っていることは全く見当違いである可能性が強くなっています。ADHDの子供や大人で血中の鉄分やフェリチンという鉄に関連する蛋白質が減少しているのですが、そもそも日本で使われている子供の血中鉄分の正常値が間違っていて減少しているのに“正常だ”と言われてきたようなのです。 ■そのようですので重要なことは、親や教師が知ってほしいことではなくて、病気の本質です。実際に鉄分の補充や鉄分の吸収促進でADHDのほとんどが治ってしまう、とする研究もあるようです(論文未確認)。日本では古い考えの医者や児童心理学者がこのような「病気」としての説に抵抗し、鉄の測定を推奨する人がほとんどおらず、親への情報提供も遅れています。でも事実は数年のうちに明らかになることです。 ■また、日本ではADHDの診断がお粗末であることは有名です。ほんとうのADHDの他にいろんな病気や精神疾患が混ざっていて「自称ADHD」があふれています。この点も本質的な対策が遅れている要因です。 Sever Y, Ashkenazi A, Tyano S, Weizman A. Iron treatment in children with attention deficit hyperactivity disorder. A preliminary report. Neuropsychobiology. 1997;35(4):178-180. Konofal E, Lecendreux M, Arnulf I, Mouren MC. Iron deficiency in children with attention-deficit/hyperactivity disorder.Arch Pediatr Adolesc Med. 2004 Dec;158(12):1113-1115. Iron deficiency in children with attention-deficit/hyperactivity disorder. Child Care Health Dev. 2005 Mar;31(2):250.