- ベストアンサー
音楽ファンドの作り方。
音楽ファンドや、映画ファンドなど、様々なファンドについて最近よく耳にします。 ところで、そういった音楽をファンドにするためにはどうすればいいのでしょうか? 具体的な作業や、法的な問題など、様々なことがあると思いますが、今、そのことを勉強したいのですが、何か参考になるHPや本などありましたら、教えて下さい。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご質問の程度から斟酌すると、 まずここのページにある、 http://www.tokumeikumiai.com/about/ 民法の任意組合の概要と、商法の匿名組合の概要を勉強して下さい。 大雑把な法律の趣旨です。 複数の人格が相互にお金を持ち寄って共同で事業などを行うといったようなことは、国民経済で有り得るニーズである。 そのとき、共同事業の相手方となる者が、共同事業者のうちの誰と契約をしていいのか、わからないと困るので、組合という団体を法的に認めましょう。 というのが民法上の任意組合です。 組合員には出資参加とともに共同して事業を行う実態が求められます。 匿名組合はもう少し突っ込んで、或る目的のために複数の人間がお金を出資するけれども、組合員相互が必ずしも共同して事業参加しなくてよくて、組合員相互の名前もわからないようにできる。 匿名組合という団体と何か契約を結ぶ者に対しては、組合を代表する責任者が、無限責任を負うことができる。 有限責任である匿名組合員の責任は、出資額を上限とすることができる(任意組合だと各組合員が組合の行為に対して無限責任を負います)。 微妙に間違いがあるかもしれませんが大雑把に言ってそういうシロモノです。 この匿名組合の構造を利用して、出資者である組合員を募集する(要するに出資を募集する)形態のファンドが、ご質問のイメージに一番近いんじゃないかと思います。 出資の募集形態には、会社型のファンドであるとか、有価証券型のファンド(投資信託など)などもありますが、ご質問者さんとはちょっと遠い感じがします。個人やちょっとしたグループが「頑張るぞ」というノリで組成するようなものではありません。 匿名組合には (1)お金を出資する人 (2)お金を集めて運用なり事業なりを実行する人 という二種類の人がいます。 出資法などの法律が存在する理由は、誰でも彼でもが無条件にお金を集めていいですよ、なんてことにすると、上手いこと言って、見通しのはっきりしない事業にお金を集める人が多数出現して、たとえば事業が上手く行かずお金が返ってこなかったりしたときに、揉め事が多発するような事態になるからです(出資法が制定された頃にそんな問題が多発してました)。 よく知っている友達や家族に、お金を預けて、運用や事業を任せる、なんてことには、お互い同士の信用でやってくれればいいことですから、国家権力が関与することはありません。 しかし、インターネットで広告してお金を集めますなんてことになると、お金を集めようとする人には、一定の業務執行能力(構造)ですとか、或いは説明責任が求められるのです。 だからたとえば、募集の対象が不特定多数であるか特定少数であるか、といったことなんかでも区分があったりします。 (3)匿名組合という団体と契約する相手 という関係者がいて、大きくこれらのみっつの関係者が、問題を起こさず、個々の自由意志に基づいて経済活動ができるようにするという観点で、いろんな法律があるんです。 勉強することは瑣末なことを入れるとたくさんありすぎると思いますので、ここに簡単にまとめることは出来ません。 3つの当事者というフレームワークを頭に入れて必要な行為規制が為されているのだと考えながら、勉強してみて下さい。 間違い無いのは「匿名組合.com」の運営をされているような、専門知識と設定実績のある会計事務所などに出向いて、ちゃんと対価を払って教えてもらうことだと思います。
その他の回答 (1)
- quadrant
- ベストアンサー率29% (51/172)
>そういった音楽をファンドにするためにはどうすればいいのでしょうか 「する」とは・・・ファンドを設立?したいということですか?それとも世に言う「アイドルファンド」のような投資信託を自分も買ってみたい、という意味でしょうか? 文面の雰囲気から前者を目論んでおられるのかもしれないなと思いましたが・・ 貴方の社会的経済的バックグラウンドが今ひとつはっきりしないので具体的なアドバイス・・というかそれ以前の段階にも進めないのですが、とりあえず・・ 「出資法」なる法律を、ご存知でしょうか? 仲間内のお遊び程度ならいざ知らず、「ファンド」と銘打つと色々と大変ですよ。 貴方がファンド設立の専門家であるとか、そういった「ある種のプロ」の方であった場合は、私の失礼をお詫びします(まさかね・・そんな人ならこんな所にはでてくるはずもない) 貴方の返答を待ってますね。私はROMかもしれないけれど。
補足
まったくの素人ですが、勉強する意志も、なんでも挑戦し経験する意思もあります。 ファンドの設立は、音楽のファンドを設立する事業を行いたいということです。 経済的バックグラウンドが如何ほど必要なのかもわからないほどの知識しか持っていません。 しかし、やる気はあります。 是非、何かしらのご鞭撻をお願いします。 回答者さんの助言より、出資法については、これから勉強してみます。 若輩者ですが、よろしくお願いします。