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抵抗器の抵抗値について

LCRメーターで抵抗を測定したときに 抵抗に表示されているカラーコード よりも低くなるのはどうしてでしょうか?? 実際、正規分布の実験で1kΩの抵抗を 測定したところ、分布が1kΩ以下に偏 ってしまいました。

みんなの回答

  • angkor_h
  • ベストアンサー率35% (551/1557)
回答No.4

部品緒元数値は精度クラスが定められています。 ±1%、±5%、±10%など。 ±10%級の1kオームの抵抗が1kオームを中心に±10%に分布するわけでは有りません。製造ロットにより分布中心は移動し、製造精度により広がりも変わります。 このクラス3種類を販売し、1kオームを製造した場合の一例; 抵抗はロット生産され、抵抗値はほぼ一致します。その生産結果が940オーム(分布下限900)だった場合は、±10%級として販売されます。次ロットでは、1.06kオーム(分布上限1.1k)が同じ±10%級として販売される可能性があります。 これが970オーム或いは1.03kオームだったらそのロットは±5%級と言う事になります。無論分布範囲は1.05k-950の範囲内の場合です。 或いは、±1%級の製造ラインでの結果が誤差+3%でできてしまったら、±5%級での販売にするとかもあるでしょう。この場合は1.03kを中心に±1%に分布しているはず。 正規分布の実験というのなら、サンプルは一つのメーカの同一ロットを集める必要が有ります。 クラスの違うものが混在したり、同一クラスの異なるロットが混在すると、正規分布を示さなかったりすると思います。、 「分布が1kΩ以下に偏ってしまいました。」と言うのならたぶん同一ロットでしょう。 ところで、試供品のクラスは何%ですか?カラーコードで示されているはずです。 分布の中心、ばらつきの範囲は、そのクラス内にあるはずです。

tsutti-
質問者

補足

二種類(100本と99本)の測定をしたのですが、 一つ目は1kΩ±2%で二つ目は1kΩ±5%です。 標本平均はどちらも990Ωでした。

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.3

いくつか理由が考えられますが、思いつくところをあげてみると LCRメータの誤差 LCRメータの測定値にマイナスの誤差があると、測定値が偏ります。 抵抗器自体の誤差 測定した抵抗器は同一ロットのものでしょうか?同一ロットの場合、個々の抵抗値のばらつきが比較的小さく、全体(平均)として、表示値よりずれいているということも、結構あります。(抵抗器の許容誤差内に納まっていれば、製品としてはOKのため) 測定に使った抵抗器はどのようは素性のものか(同一の製造ロットのものか、製造ロットの異なるものか) 測定値(平均)と抵抗の表示値の差はどれくらいか、 その差は、抵抗器の許容誤差や測定器の誤差と比べてどうか、 といったあたりを検討する必要があるかと思います。 #2さんの指摘している、測定時の温度の影響も場合によっては考慮する必要があるかもしれません。

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.2

発熱による温度上昇で数%抵抗値が上昇することが有ります。 それを見込んで抵抗値を低めに製造しているのではないかと。 LCRメータは交流なので、浮遊容量の影響かとも考えましたが、 この影響は桁違いに小さいようです。

  • ruto
  • ベストアンサー率34% (226/663)
回答No.1

アンテナアナライザーを使ってますか。 アナライザーは50Ωのコネクターで入力しており、異なる抵抗を繋ぐと指示が変わります。  たとえば50Ωの同軸に1kΩを繋ぐと他端では長さが 1/4λ×短縮率なら2.5Ωになります。これと同様です。

参考URL:
http://www.geocities.jp/mizuttt/mfjanaraiza.htm

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