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L-cysteine溶液の調製
L-cysteineが水に解けず、溶液を調製できません。 操作は、N2:CO2ガス(8:2)でガス置換した純水に、終濃度25 mMになるようにL-cysteineを入れ、スターラーで撹拌しています。pH等は特に操作していないのですが、一晩撹拌を続けても粉っぽい状態のままです。これは溶液が濃すぎるのでしょうか? それともpHをかえたり、何か別の溶媒に溶かしたほうがよいのでしょうか? ご存知の方ぜひご教授お願いします。
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こんばんわ。 L-cysteineは溶液の酸化還元電位を下げるのが目的でしょうか?嫌気条件での生物の培養を行なうのでしたら、そもそも絶対に必要というわけでもないので、濃度を下げるという手もあるのでは? システインの一分子塩酸水和物であれば、1リットル当たり300mgは確実に溶けるので、モル計算してみてはいかがでしょう。試薬ビンにも書いていたりしますが、メルクインデクスを調べると温度など諸条件での溶解性が書いてありますよ。 嫌気条件を保つのが目的であれば、最初にシステインを加えて高温条件での溶解とガス置換を行い20℃くらいで保存すれば問題なく溶解してくれるはず。