建築基準法が改正されてから談合が助長されている業界がありますので、ぜひご研究ください。それは、杭業界です。建築確認に認定書というものをつけなければなりません。そして、施工は当然ですがその認定書を持っている杭の会社に発注せざるを得ません。これまで相当程度、杭については「軽微な変更」と認められ、合理的な価格形成がされてきました。しかし、この認定書の制度により、確認がおりた時点でメーカーが決まっており、施工業者も「チャンピオン」と称して「うち以外と交渉させません。他者は見積もりをださせません。杭製造メーカーも承知です。」と平気で言いまわる始末です。建設業界、官庁工事での談合が消え去っていく過程の今、新たに法律によって守られたことによって生じたこの談合について誰も研究していないと思います。
お礼
ありがとうございます。早速活用してみます。