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遺伝子地図について
最近、興味もあり遺伝学について勉強しはじめました。 遺伝子地図という言葉をよく目にするのですが、いまいちはっきりと理解することができません。どのような種類、また作成方法などがあるのでしょうか。本などよんでみたのですが、まだ遺伝学に対する知識も浅く理解が難しい段階です。すこし、どのようなものであるかを教えていただけないでしょうか。
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ヒトの遺伝子地図、ひいてはヒトゲノムは解読が完了しています。米英日仏独中などの研究者の協力により、2003年4月14日に発表されています。 ヒトゲノム解読完了については↓ http://www.miraikan.jst.go.jp/genome/eventend.html 遺伝子地図はゲノムを解読する上で作られるものだと私は理解しています。 ゲノムとはDNAとそれ書き込まれている遺伝情報のすべてのことです。私はゲノムというと、DNAという「物質」そのものも指すし、遺伝子という「情報」も指すと理解していますが、この辺はちょっと自信がありません。 ゲノムについては↓ http://www.genome.jp/Japanese/HGP/P9705/gs_index.html DNA上の塩基配列3個が1つのアミノ酸に対応し、数百個のアミノ酸が集まってタンパク質を作り、このタンパク質が集まって生物の形質を発現させます。 例えば、ヒトの場合はDNAの文字数は30億個、遺伝子の数は5万~10万と言われています。 ゲノム解読の手順は、遺伝子地図から始まります。 遺伝子という情報がDNAのどの辺に、どのくらいの間隔で乗っているのかを、一本のひもの上に地図を書くように解読していきます。 A・B・Cという遺伝情報が、1本のDNA上にあるとすれば、下図のようにして地図を作ります。 A B C ---|-----|---------|- この遺伝子間の距離は何molm(モルミリ)という小さな距離です。 遺伝子地図ができあがれば、次にその遺伝子はどんな塩基配列によってできているかを解読するわけです。 遺伝子地図の作成方法や塩基配列の解読方法については、疎いので、専門家にお任せします。
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- 1fan9
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どの生物の染色体にもたくさんの遺伝子が種類ごとに飛び飛びに並んでいます。遺伝子地図の種類っていうのは生物の種ごとに異なると思います。 染色体のどこに、どんな遺伝子があるかを調べて作るのが染色体地図だと思います。 (でも遺伝子は動くこともあります。。。) ショウジョウバエとかなら教科書で三点交雑などお読みになるのはいかがでしょう。 ヒトの場合とかは3点交雑できないと思います。 ヒト遺伝子からできるタンパク質をもとに、そのもととなった遺伝子を推測するという技術があると聞いたような気がします。それをもとに、遺伝子地図が作れそうかもしれません。 まだヒトのは完成してないと思います。 他にもいろんな技術があると思います。
お礼
pcの都合などで、返事することが遅れました。参考になりました。ありがとうございました