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政党について

日本には、数々の政党がありますよね。 ここで、お聞きしたいのは、 日本の政党について、それぞれがどのように違うのかということです。とりあえず、頭の中に浮かんだ政党の名前を書いていきたいと思います。 社会党 自由党 民主党 社会民主党 自由民主党 日本の経済についていけていないもので、困っています。全然理解していないので、もしかして、とんちんかんなことを言っているかもしれませんが、そのときはご指摘ください。よろしくお願いします。何か基本方針みたいなものがあるのでしょうか??

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noname#11742
noname#11742
回答No.3

現在議会に議席を有する政党は、議席の多い順に自由民主党、民主党、公明党、日本共産党、社会民主党です。 経済政策については、自民党森派(小泉さんの出身派閥)は明らかに小さな政府派、亀井派、堀内派などの抵抗勢力とよばれている派閥は利権の関係もあり、どちらかといえば大きい政府派です。もちろん中には色々な考え方の人がいて相当複雑です。自民党は保守政党ですが、保守主義にも色々あり、共産主義に反対する保守、という意味なら小さな政府的になり、日本の良き伝統を守ろうという保守なら、保護主義的な大きな政府になります。日本の伝統である農家を守れ、という考えになりますからね。小さな政府派は農業への株式会社参入を認め、輸出入も自由にしようとします。 民主党も似たようなもので、利権とあまり関係ないためやや小さな政府よりかと思いますが、市場原理主義(政府の介入を出来るだけゼロにする)ではありません。第三の道的かとも思いますがはっきり打ち出しているわけではなく、中に色々な考えの人がいることは言うまでもありません。第三の道とは社会民主主義でもなく市場原理主義でもない、中間のやり方のことです。 公明党は創価学会を支持母体とする政党ですが、経済政策ははっきりしません。福祉の党だというイメージもありますが、今は自民党森派と近いためかなり自民党に近いのではないか、と思います。あ、公明党は与党(政権を持っている政党)ですからね。 共産党、社民党はとにかく弱者のため、福祉、ということを強調します。違いはあるのでしょうが、この二つの政党は似たようなものだと思います。この主張の問題点は、あまりにも福祉を充実させてしまうと実際には働ける人まで働かなくなり、結局国が破綻してしまう、という所です。社会主義の失敗と同じですね。それに日本は財政難ですから、そもそも福祉にかけられるお金もたくさんあるわけではありません。そこで自民党は自助、自立、自己責任という言葉をよく使うわけです。自民党は反社会主義、共産主義の政党ですから、福祉や年金、社会保障に頼る人や金額を減らして国の借金を減らそうとしているのです。 外交政策は自民党は総じて親米、民主党はごちゃ混ぜ、共産、社民は反米で自衛隊にも反対です。普通の人は自衛隊をなくして自分たちの安全が守られるのか、と疑問に感じるのですが、その点について納得のいく説明はなされていません。 結局、共産党、社民党の主張は多くの人に受け入れられることはなく、どんどん議席を減らし、実質的に今日本の政治は自公と民主の対立になっています。少し前までは自由党や保守新党といった政党がありましたが、基本的にその三党さえ見ていれば大丈夫ですから日本の政治は見やすくなりましたよ(笑)。

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  • yale
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回答No.2

ひとつの政党を一言で言い尽くすことはできませんが、ここは経済学の質問版なので、なるべくそれに沿って違いを考えるとすれば、それぞれの支持基盤を考えるとわかりやすいのではないでしょうか。 自民党:財界、農林水産業者、医師会、日本遺族会 民主党:労働組合、都市在住のいわゆる無党派層 公明党:創価学会 社民党:労働組合(の一部)、日教組 共産党:ラディカルな思考回路の持ち主たち、日教組(全教) 経済政策に対してどのようなスタンスを取っているかというと、 自民党:大きな政府(しかし時として小さい政府)、大企業中心、農林水産業保護 民主党:小さな政府(しかし時として大きな政府)、労働組合の利益重視 公明党:宗教の影響か福祉重視のため大きな政府が基本だろうが意外なほど現実主義的政策をとる 社民党:福祉が拡充できれば、それが全てに優先。経済効率は二の次。 共産党:とにかく全てに反対しとけば良い となるのでしょうが、それぞれ矛盾している部分も抱えています。 現在の各政党の特色がわかりにくいのは、戦後さまざまな離合集散を繰り返し、特に90年代以降は、雨後の筍のようにいろんな政党ができては消えたりしたからです。 例えば、民主党にはかって自民党もしくはそれに類する保守基盤から出た人たち(自由党など)が多数いる反面、旧社会党(現社民党)から移ってきた人も多数いることから、自民党と同じような主張もしつつ、かつ労働組合の利益は守るという、苦しい内部事情があります。自民党にもかなりガチガチのケインズ的政策をとる(財界の利益優先)人と小泉首相のようにとにかく小さい政府を目指そうとする人が同居しているのが現実です。 これが国防に関してとなると、さらにわかりにくくなります。 自民党:憲法9条改正・維持の同居、集団的自衛権保持・放棄の同居 民主党:憲法9条改正・維持の同居、集団的自衛権保持・放棄の同居 公明党:宗教の影響か平和主義的、されど自衛権の保持など意外と現実主義的 社民党:空想的平和状態がなにより大切。 共産党:とにかく全てに反対しとけば良い No.1の方が指摘されていますが、社民・共産が世論の流れについていけず凋落していったことも二大政党制の流れを推し進めた要因ですが、そもそもは自民党内の離反勢力とかっての野党が共同して、二大政党制になりやすい選挙制度(小選挙区制)を作ったのがそもそもの要因です。なんか鶏と卵みたいな話ですが、そんなちょっとめんどくさい話です。

noname#11721
noname#11721
回答No.1

 自民党と民主党は、ほぼ同じスローガンだといっていいと思います。違いは、予算の使い方での微妙な金額の違いなどです。一言で言えば、新古典派的アプローチです。おもに、規制緩和、民営化など小さな政府にすることに重点をおきます。  公明党は特殊です。ある意味で、宗教的とさえいわれています。創価学会がバックについていますから。スローガンはとりあえずは前の2つについているといえると思います。  社民党や共産党は、基本的には福祉国家です。つまり、おもに社会保障にその関心があります。老後の介護や保障、教育、子育てなどなどです。そのような政策が確立されてはじめて、国の豊かさがあらわれると考えています。しかし、一般に旧ソ連等の危険なイメージがいまだにこびりついているため、中身はまったく変化しているにもかかわらず、信頼が一向に生まれません。  ゆえに、事実上二党制となりつつあると、いわれているわけです。