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『必殺シリーズ』初心者に・・・
ほとんど何回か数えるほどしか観ていないのですが、 今もう一度観て見たいと思うのですが、あまりにたくさんありすぎてどれを観ていいのかわかりません。 それに『必殺』も中村主人だけではないようですね・・・ そこで『必殺シリーズ』初心者ならこれ!というような秀作を(ビデオで観られるもので)教えてもらえればと思い質問しました。(DVDは持っていません) 単に活劇としての「娯楽性」ではなく、 やはり藤沢周平や山本周五郎、池波正太郎レベルの作品があれば是非お薦め下さい。 あればそのどういう点が優れているのかのコメントも頂ければ幸いです。 よろしくお願いします。
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「仕事人と仕掛け人梅安はどう違うのでしょうか?」ということですが、簡単に説明いたします。 『必殺仕掛人』は池波正太郎の「仕掛人・藤枝梅安」を原作とした必殺シリーズ第一作です。(『仁義なき戦い』で大ブレイクする前の)深作欣二らが製作にかかわり、その斬新さでヒットしました。 シリーズ第二弾として出てきたのが『必殺仕置人』でおなじみの中村主水初登場作でもあります。 この後必殺シリーズは中村主水が登場するシリーズとそれ以外(以下、非主水シリーズと表現します)とがほぼ入れ替わりで続いていきます。 非主水シリーズとしては『助け人走る』『必殺必中仕事屋稼業』『必殺からくり人』などがあります。 主水シリーズとしては『暗闇仕留人』『必殺仕置屋稼業』『必殺仕業人』『新必殺仕置人』『江戸プロフェッソナル必殺商売人』と続いたあとやっと『必殺仕事人』となります。『仕事人』の時代はその後かなり長く続いたため「必殺=仕事人」という印象が強いです。 殺し屋の出てくる時代劇という基本設定は同じですが、シリーズ第一作の『仕掛人』と中盤になってからの『仕事人』ではいろいろと雰囲気が異なります。たとえば仕事料、仕掛人一人の仕事料は仕事人全員のものより更に高額です。また依頼人と関わることも仕事人のほうが多いですし、出陣~殺しという流れも仕掛人のころには不安定でした。 くわしくは参考URLであげた本を一通り読むと各作品の特徴などがわかってくると思います。 レンタルできるテレビスペシャル『仕事人大集合』も過去の仕事師たちが大集合するので楽しいですよ。
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レンタルできるという条件つきだと映画版が主になってくると思います。 『必殺仕掛人 春雪仕掛針』は原作者である池波正太郎もほめたくらいの傑作です。中村主水は出てこず、主人公は緒形拳演じる藤枝梅安です。 仕事人ものでは『必殺!III 裏か表か』がおすすめです。緊張感は劇場版で一二を争うと思います。 テレビシリーズでは最終回シリーズのビデオをレンタルできるお店が多いと思いますので、興味のあるシリーズを片っ端からみるといいのではないでしょうか。どれも各シリーズの魅力が集約されていますから、基本設定さえわかれば楽しめると思います。個人的には最終回の中では『必殺必中仕事屋稼業』『新必殺仕置人』が目だって出来がよいと思っています。
お礼
詳しいお答えありがとうございます。 最終回シリーズは地元のビデオ屋にもありましたが どれがいいのかと思って(苦笑) なるほど、「それぞれに水準の出来」ですね・・・ いずれにしてもまあどれを観ても劇場版=ビデオ化されているものであればさほど外れということはないようですね。 ありがとうございました『必殺仕掛人 春雪仕掛針』観て見ます。
補足
仕事人と仕掛け人梅安はどう違うのでしょうか? 設定としては同様かと思いますが・・・
- yetinmeyi
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工藤栄一監督作品が面白いです。 殺陣の演出が凄い監督さんなのでお勧めです。
お礼
殺陣の演出は言うまでもなくこの手の映画では大きな要素ですね。 かなりベテランの監督なのですね。 他にもかなり面白そうな作品を撮られているようですね。 参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
これほどの所謂人気シリーズですとさすがにいろいろ変遷があるわけですね。 わたしは藤田まことの必殺仕事人のごく後期しか見ていないんだと思います。 いろいろと詳しいご説明ありがとうございます。 とにかくここまで伺えば後は百聞は一見に若かずですね(笑) あれこれと探すのを楽しみながら観ていきたいと思います。