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塩化マグネシウム処理が植物に及ぼす影響は??
植物中のある遺伝子の発現が、ジャスモン酸やエチレン、傷害処理によって誘導されるかを調べたデータがあります。同時に塩化マグネシウムで処理した時の影響も見ているのですが、なぜなのでしょうか??JAやエチレンのシグナル伝達経路に絡んでいるのかと思い調べてみたのですが、よくわかりませんでした・・・。どなたか教えてください!!
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METHODSが簡潔すぎますね。 自信はありませんが、やはり、塩ストレスだと思います。 Alternaria brassicicola は感染ストレスでしょうし、切れ込みを入れたのは障害ストレスでしょう。 エチレンやJAもストレスに関わっていますし(参考URL)。 これで、仮にPEG処理があれば乾燥ストレスと言うことで、MgCl2処理が塩ストレスの可能性が高くなるのですが。 なお、MgCl2を塩ストレスに用いた論文としては、以下のものがあります。 (アブストラクトを斜め読みした程度なので、読み違いがあるかもしれません) Kobayashi, M., et al. Light-independent, astaxanthin production by the green microalga Haematococcus pluvialis under salt stress. Biotechnology Letters. 19(6). 1997. 507-509. Azcon, R., et al. Influence of arbuscular mycorrhizae and phosphorus fertilization on growth, nodulation and N-2 fixation (15N) in Medicago sativa at four salinity levels. Biology & Fertility of Soils. 24(1). 1997. 81-86. Vogelien, D. L., et al. Differential effects of Na+, Mg-2+, K+, Ca-2+ and osmotic stress on the wild type and the NaCl-tolerant mutants stl1 and stl2 of Ceratopteris richardii. Plant, Cell & Environment. 19(1). 1996. 17-23. 4.Nakamura, T., et al. Protein phosphatase type 2B (calcineurin)-mediated, FK506-sensitive regulation of intracellular ions in yeast is an important determinant for adaptation to high salt stress conditions. EMBO (European Molecular Biology Organization) Journal. 12(11). 1993. 4063-4071. せめて、前報にヒントになるようなことが書いてあれば良かったのですが、 読み落としがあるかもしれませんが、関連することは書いてありませんでしたね・・・。
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- ramurame
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焦っていらっしゃるのは分からないでもないですが。 具体的な内容ではなく、 論文(?)の著者名、 論文(?)のタイトル、 論文(?)が掲載されている雑誌の名前、巻号、ページ 論文(?)の発表年 を教えて下さい(#1の回答2行目を熟読して下さい)。 論文を書くときに学習することでしょうけど、ソースを明らかにしない方が、著作権に抵触します。 ただし、教えていただいた論文(?)を、私が入手できるとは限らないことを予めご了承下さい。
補足
>ソースを明らかにしない方が、著作権に抵触します。 それは知りませんでした・・・。すみませんm(_ _)m ↓論文の情報です。PubMedから前文閲覧できると思います。 The Plant Cell, Vol. 17, 1196–1204, April 2005, HISTONE DEACETYLASE19 Is Involved in Jasmonic Acid and Ethylene Signaling of Pathogen Response in Arabidopsis Changhe Zhou, Lin Zhang, Jun Duan, Brian Miki,and Keqiang Wua,
- ramurame
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325-さんが読んでいらっしゃる論文が、どのようなものか分からないことには、答えようがありませんが。 (著者名、タイトル、掲載されている雑誌の発行年、巻号、ページ) 考えられるのは、塩ストレスの影響でしょうか。 NaClはともかく、MgCl2での塩ストレスの実験はないことはないようですが、そう多くないような。 また、Allenrolfea occidentalis (参考URL)と言う塩生植物では、 塩類(NaCl、KCl、MgCl2、CaCl2)がACCからエチレンへの代謝を促進させるそうです。
補足
説明不足ですみません!初めての投稿で勝手がわからず、具体的な論文内容を出すのはよくないのかと思ってました・・・。 アラビのヒストン脱アセチル化酵素に関する報告で、JAやエチレンを介した病害応答経路への関与を論じているのですが、JAやエチレン、病原菌、傷害により発現誘導されたという結果に、MgCl2処理を行ったデータもあるのです。 さほど発現していない上に本文中では全く触れられていないので、どんな意図なのかがつかめず困っています! よろしくお願いします!!
お礼
返答が遅くなってしまい大変申し訳ありません!!! わざわざ論文に目を通していただき、親切・丁寧な回答ありがとうございます☆ やはり塩ストレス処理が目的なのでしょうか?? あれから色々調べているうちに、エチレン経路をMg2+が負に制御するらしいということを聞いたのですが、それをはっきり示した論文や資料が見つからず、決め手となる答えが得られませんでした・・・。 植物でのマグネシウムの生理作用に「酵素の活性化・リン酸化の促進」がありますが、その影響(HDACが活性化されて発現が高まるかどうか)をみているとも考えられるかなと思ったんですが・・・。 どれが答えにしてもすっきりしないのが残念ですが、まだまだ勉強不足なので、これからも知識を深めていきたいと思います☆ 本当にありがとうございました!!