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文章が上手な作家さん。
最近、文章が上手な作家さんの本を読んでいません。 というか、上手かどうかは分かりませんが、私が わかりやすいと思う作家さんは、ファンタジー系 なんですが、「ろくごまるに」さんと言う方です。 とりあえず、どんな作品でもいいので、読んだ中で 文章回しが上手だなー、と言う人がいたら教えて ください。 簡単なジャンルや作風もお願いします。 ど恋愛やハーレークイーンは、読みませんが、少女 小説も読む時があります。
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確かに最近は文章うまい作家さん少ないですよね。 おまけにストーリーもつまらないときたらもう… で、私としては「読みやすい」=「文章うまい」なので、 happy_booksさんの質問とはちょっと違うかもしれません(ごめんなさい) でも参考にはなると思いますので一応書きます。 <志水辰夫 いわゆる「シミタツ節」はなかなか良い思います。 特に初期の作品はおすすめ。 大人の作家って感じがします。 なんていうか文章軽いのにとても落ち着いてます。 <伊坂幸太郎 彼の作品はどれもみなすっごく読みやすいです。 内容が面白いというのもプラス要素ではありますが。 「チルドレン」の中の『大和朝廷』のくだりは大好き。 大声で笑えました私は。 おすすめは「重力ピエロ」です。 <舞城王太郎 彼も独特の雰囲気持ってます。 文章が音楽的です。 でもクラシックではなくヒップホップ?ラップ? うーん内容も文章もパンクっぽいといえるかも。 「煙か土か食い物」は面白かったです。 だめな人もいるでしょうが私はあっという間に読めました。 <原 りょう すみません、「りょう」漢字でなくて。 彼は寡作な作家ですがとてもおすすめです。 一文一文よく練って書いたんだろうなと、その思いが伝わってきます。 これも大人な世界。 文も内容も熟成されたお酒…ワインというよりウィスキーを思わせます。 どの作家も面白さは保証できます。 何かの機会で読んでみたら意外と面白かったなあと思ってもらえればうれしいです。
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- poran
- ベストアンサー率33% (24/71)
『彩雲国物語』/雪乃紗衣・著(ビーンズ文庫) は、本当におすすめです!巻を追うごとに、著者の文章力というか…ストーリーの構成力に圧倒されてしまいます。どこまで深く考えてこの物語をつくっているのか…この物語がデビュー作というのだから更に驚きでした。 中国風のファンタジーものです。主人公はもちろんのこと出てくるキャラクター達がとても魅力的なため、飽きることがありません。 イラストやあらすじ紹介で、ありきたりだな…とあなどって読んでいたら、…みごと撃沈されました。深いです。 物語の背景、設定ともに細かく書かれていますが、すべてを書いてしまうのではなく読者にいろいろと推理させ、それを見事に裏切ってくれる、憎いくらい素敵な構成になっています。 また、主人公や脇役達の背負っているもの、過去の人生を、上手に現在の話とおりまぜながら書いているので、人物描写にも厚みがましているんだと思います。 なので、巻を追うごとに楽しさが増していくのではないでしょうか。 現在5巻+番外編まで出ています。ティーン向けで女性向けとして出版されていますが、男性はもちろんのこと年齢に関係なく楽しめる作品だと思います。 そして、読後の爽快感を味わってみてください。
お礼
表示が派手でちょっと手に取るのが勇気がいりましたが、 どうにか完読しました。 読みやすさとしては、紹介されたなかではダントツです。 中国風のファンタジーが好きってのもありましたが、 なかなか複線が効いていておもしろかったですよ。 強いて言えば、もっと分厚い本で読みたかったかなー。 でも、そうなると女の子はちょっと敬遠しちゃうかも。^^大感謝。
補足
総括として、文章のうまさは、人によっていろいろ なんですねー。 まさか、時代小説を薦められるとは思ってませんでした。 うまい表現なのかもしれませんが、私も現代っ子の一人 なので、うまさを体感することはできませんでした。 ポイントは、私の好みと思ってください。 でも、いろいろな作品に触れられて、楽しかったですよ。
- EFSF032
- ベストアンサー率37% (20/53)
ちょっと昔の作家ですが、倉橋由美子はどうでしょうか? 一作ごとに文体を使い分け、文章の味を感じさせます。 その系統でいくと、山尾悠子なんて作家も流麗な文章を書きます。
お礼
倉橋由美子、山尾悠子もまったく聞き覚えがありません。 綺麗な文章とのこと、探してみますねー。
補足
倉橋由美子さんは「残酷童話」を。 のっけから下ネタ、古い仮名遣いが多かったけど、 楽しめました。感謝。
- Hayato_
- ベストアンサー率15% (42/270)
池波正太郎 言わずと知れた時代小説家。テンポがよい。 宮部みゆき 時代物/現代物 共にミステリータッチで大衆向け。 江坂遊 ショートショート作家?読めばハマる。 由良弥生 童話の現代解釈。かなり斬新&大人向けのブラック。 下二人は、好みが分かれます。共通して文章自体が短めです。
お礼
司馬遼太郎さんと池波正太郎さんを漠然と同じ人だと 思ってました。鬼平のひとですよね。池波さん。^^; 童話の現代解釈は、河合駿雄さんの本を読んだ事が ありました。 由良弥生は、チェックしますね。 江坂遊さんも、名前だけ聞いた事がありました。
補足
江坂遊さんのショートショートを読んだけど、、、 中島らもさんの方が。好みの問題かな。 由良弥生さんは、見つかりませんでした。 由良三郎さんは、見つかったんですが。感謝。
質問者様のご趣味に合うかは分かりませんけど、文章が上手な作家で愛読している小説(コバルト文庫)は、 まずは、小林深雪さんの『マリア様がみてる』です。 これはカトリックの女子の高等部を舞台にしています。 伝統的な制度である「姉妹(スール)制度」があって、 先輩が気に入った後輩にロザリオを贈るモノです。 次に、暮世春さんの『鏡のお城のミミ』です。 これは恋愛を交えた冒険モノのお話です。(要するにファンタジー系になります) そして最後に、毛利志生子さんの『風の王国』です。 これも恋愛を交えたモノで、歴史系のお話です(これもファンタジー形になります) どれも自分にとっては最高に好きな小説です!
お礼
コバルトもたまに読みますよ。 「マリみて」「ちょー魔法使いの弟子」とか。 いや後者はアレだけど。 確かにすらすら読めますよねー。 毛利志生子さん、暮世春さんですねー。 チェック、チェック。
補足
子羊たちの休暇、鏡のお城のミミを読みました。 コバルトは、やっぱり読みやすいので、さくさく 読めましたよ。 ただ、恋愛物はちょっと苦手です。^^;
- hiro-2005
- ベストアンサー率29% (205/705)
・宮部みゆき(ミステリー。既出ですがはずせません) 読みやすいけれど、けして軽々しくはなく、余韻や行間も大切にしているという丁寧さが感じられて心地よいです。 特に時代物は、上質の古典落語を聞いている趣があります。 ・阿刀田 高(ショートミステリー。随筆等。) 短編(ショート・ショート)も味わい深いですが、私はむしろ小難しい事象の解説やエッセイに氏の良さを感じています。 美しい日本語とクスリとさせるユーモアを巧みに織り交ぜて、心の中にストンと落ちる文章を書かれていると思います。 ・箒木 蓬生(ミステリー。医学ものが多い。) ネタや知識の少ない書き手なら、おおげさな修飾語で飾り立てそうな事象を、淡々と連ねていく作風は、一見物足りなく、読み手の感情移入を拒んでいるようにさえ感じられることがあります。 しかし、気がつくとしっかり心に染みているという説得力は、作家が医師であることによる実体験の裏打ちによるものかもしれません。 ・岡島 二人(ミステリー。2人のコンビ名。) 解散されてだいぶたちますが、今でもよく読み返します。宮部みゆきの登場前、その作風にもっとも近かったのではないかと思います。 わかりやすく、それでいて人の心を震わせる粋な表現が、登場人物への感情移入を用意にしてくれます。 ・藤沢 周平(時代小説) 山本周五郎の世界をさらに別の切り口で表現したような、まさに行間のある文章だと思います。 決闘シーンの静かな迫力、恋愛シーンをその情景だけでせつなく伝える力は、他に類を見ないと思っています。
お礼
宮部みゆきさんは、模倣犯を読んでから何となく 読んでないかなー。 とりあえず、「あやし」を借りてきました。 箒木蓬生、阿刀田高、岡島二人、藤沢 周平も チェックしてみますねー。
補足
「旧約聖書を知っていますか」を読みました。 信者でない神話の話しは好きなので、意外と読めま したよ。 「蝉しぐれ」も風景描写、意外とラブストーリー でした。 岡島二人さんは、作家として異色だと思うので、 読みたかったのですが、ありませんでした。;;
- fukudon
- ベストアンサー率20% (59/295)
理解いただけるのか自信はまったくありませんが 諦めているだけでも…と一応は。 何をもって「上手」とされているのかが心許ないところです。 かつては夏目漱石とか森鴎外などですが、それも教科書からすら消えました。今ではフィーリングと漢字の少ない読み易さが上手のポイントかも知れません。 中間をとって、内容・構成と文章の巧みさ、そして読み易さから、山本周五郎(樅の木は残った。など)と司馬遼太郎(坂の上の雲。など)を勧めます。 それすら難解と言われては立つ瀬がありません。
お礼
森鴎外は学生の頃何冊か、雁や舞姫、他。 特に舞姫は意外と新しいなー、というのが感想でした。 時代小説は苦手なので司馬遼太郎さんではなく、山本 周五郎さんの方をチェックしてみますね。 こういう作品は、時代背景を勉強しないと、本当の意味 では楽しめない、理解出来ないので、なかなか。 つい、会えないなら携帯すればいいじゃん。とか思ってしまう。
補足
森鴎外は、本が臭かったので、パスしました。^^; 「樅の木」は、だれ?というのがけっこうあったので、 文章描写では、マイナスでした。 速読でぱっぱとしか読まなかったので、それも災いした かな。やっぱり、私の世代では、この手の小説は難解とは 言いませんが、読みにくい事は確かなようです。
- supikomint
- ベストアンサー率27% (41/150)
現代作家で村山由佳、北村薫、赤川次郎、宮部みゆき、小野不由美さん。上手だなと思うのは、文章が小難しくなく、かつほとんどの人がおもしろいだろうなと思えるストリーを書けているからです。どの人にも、すごくはまって読めるシリーズ物があります。 村山由佳『おいしいコーヒーのいれ方』北村薫『時の三部作』赤川次郎『三毛猫ホームズ』宮部みゆき『今夜は眠れない、夢にも思わない』小野不由美『十二国記』など。 ラノベで書いてる、書いてた作家でおもしろいと思うのは氷室冴子、荻原規子、上遠野浩平、矢崎存美さん。ほとんどラノベからはずれてしまいましたが…藤本ひとみさんもよかったです。
お礼
宮部みゆき、小野不由美さん、氷室冴子さんは手を 出した事がありますよ。確かに綺麗な文章を書く人 ですねー。 他の方も探してみます。 でも、ラノベって略すんですね。 ライトのベル以外でも、問題ありませんよ。
補足
村山由佳さんは「星々の舟」、宮部みゆきさんは 「あやし」、荻原規子さんは「西の善き魔女 」を 図書館で借りてきました。 教えて頂いたタイトルと違うのですが、また、また 探してみようかと思います。
- yue-sora
- ベストアンサー率32% (23/71)
ボクはライトノベルしか読まない人で、上手い・下手はよく分からないんですが気になった質問なので、回答させてください。 ファンタジーで、短編連作の形で構成される、『キノの旅』という作品がよく面白い書き方をしています。 一編全部「会話文」のみで書いていたりとか。短編同士をリンクさせて、同じ形を使ってみたり。空白の使い方がうまいなぁと思ったこともあります。(うぅ、説明下手ですみません。) メディアワークス・電撃文庫の時雨沢恵一さんという作者さんです。アニメ化されたこともあり、有名になりましたので、ご存知かもしれません。 >MediaWorks official website http://www.mediaworks.co.jp/index.php あと、現在アニメが大人気放送中の、『まるマシリーズ』が、とてもお気に入りです。文字数かなりあると思うのですが、ギャグもふんだんに入っていることもあり、サクサク読み進めてしまいます。・・・単に、ストーリーが面白い(好みに合っている)というだけかもしれませんが。 こちらは、角川ビーンズ文庫の喬林知さんという方です。現在とても人気が出ているので、こちらもご存知かもしれません。 >まるマ公式サイト眞魔国王立広報室-しんまこくおうりつこうほうしつ- http://www.maru-ma.com/ 詳しくは、こちらのホームページへどうぞ。
お礼
『キノの旅』は3巻くらい読んだ事がありますよー。 電撃文庫では、上遠野浩平さんのブギーポップシリーズ は、読んでます。 他にも読んだけど、題名わすれちゃうんですよねー。 まるマって、NHKの「今日から魔王」ってヤツなん すかねー。何となく見てないや。 さがしてみますねー♪
補足
「キノの旅」をまた引っ張り出してみました。 「世界は美しくない」は衝撃をうけましたねー。 西尾維新さんを読んでみるとおもしろいかもしれません。
お礼
「読みやすい」も文章の技術だと思います。 教えて頂いた人は、聞いた事はあるけど、読んだ事は ない人ばかりなので、図書館で調べてみようかと思い ます。 できる限り補足で、「見つけたよー。」は書いて行こうと 思いますね。 俺が回答者だったら、嬉しいから。
補足
「陽気なギャングが地球を回す」は、勧められた中では、おもしろかったです。映画っぽくって。 こういう文章力もあるんだなー、と 原寮さんの「私が殺した少女」も映画っぽいですねー。 前に読んだのを忘れてました。^^