• ベストアンサー

木や雑草を食べられる生物の秘密

木や雑草を食べられる生物の秘密というのはいったいどこにあるのでしょうか? つまり、人間では食べられない植物を食べられる生物の秘密を聞きたいです。 戦争中などであれば、そういったものを食べた人たちが居ると思いますが、食べて問題はなかったのでしょうか? また、茎、根、葉のうち人間でも食べられるのはどこでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kohji
  • ベストアンサー率28% (140/483)
回答No.1

基本的に、毒が入っていない限り食べられないことはないと思いますよ。何故食べないかというと、まず美味しくない、消化が悪くて(植物の細胞壁にはセルロースという人間にはあまり消化できない物があるのです)あまり栄養にならいなどの理由で食べないでだけです(他に美味しい物がいっぱいあるじゃないですか)。  草食動物についてですが、胃を何個も持っていてその中を行ったり来たりさせたり(反芻)胃の中にセルロースを分解する微生物を飼っていたり、腸をとても長くしたりしてなんとか植物を消化しようとしているわけです。

その他の回答 (3)

  • bakutei
  • ベストアンサー率26% (27/103)
回答No.4

Mijinさん・eddyさんによって人体の消化及び 吸収の仕組みは言い尽くされたと思います。 ところで、我々は一体いかにして食べれるものと 食べれないものとを分類して来たのでしょうか? 例としては、かの有名な毒キノコ。姿かたちも 色々でどれがどれやら毒々しい色や形でも変な匂いでも 食べれるものは食べれます。通常食べている植物や 魚介類でも部位や時期によっては毒性を持つ場合が 有ります。 これらは全て先人が食べて見て記録して行ったものですね。 きのこに戻れば、生で少しかじって舌が痺れたり吐き気を 催すものは毒性と至って簡単に見分けられます。 腐ったものですら先人は食してみてその活用方法を見出して 来たのですから、余程昔は食料が豊富でなかったと言う 証明になるでしょうね。我々の食文化には栄養素だけを 追求して食べている訳ではないと言う証明に、先ほどの きのこやこんにゃく等が有るでしょう。 歯ざわり・舌ざわりその様な食感を楽しむのも我々人間の 特色かも知れませんね。

noname#2813
質問者

補足

みなさん、ありがとうございました。 セルラーゼがポイントなんですね。 高校の時化学をしっかりやっておいて良かったです。 記憶は不確かですが、一応名前だけは覚えています。 eddyさんの紹介されたクッキーは 初めて知りました。 少し見識が深まりました。 ありがとうございます。

  • eddy
  • ベストアンサー率23% (123/534)
回答No.3

すいません回答じゃないんですが参考までに。 数年前に、北朝鮮が食糧危機の時に、ワラのクッキーをつくって配給しました。 ところがこのクッキー、食べて得られるカロリーよりも、消化するのに消費されるカロリーの方が高くて、すぐに配給打ち止めになりました。 わたしが時の首相だったら、そのクッキーをダイエット食品として、日本に輸出して外貨を稼いだんですが…(笑)。

noname#211914
noname#211914
回答No.2

1.木や雑草にの主成分はセルロースと言われるブドウ糖の高分子(ブドウ糖分子が沢山繋がったもの)です。人間にはこのセルロースを分解する酵素が体内にありません。 人間には澱粉、これもブドウ糖の高分子ですが、これを分解する酵素(アミラーゼ等)は体内にあります。従って、澱粉を分解して主にブドウ糖にして吸収してます。 生物、例えば牛には胃の中にこの酵素セルラーゼを持った細菌がいて食べた草木を分解してブドウ糖にしてくれ、細菌も牛のブドウ糖を利用する事ができるのです。 更に、有名なのはシロアリで、これも体内にセルラーゼを持った原虫がいて食べた木のセルロースを分解してくれます。最近の日本の研究でシロアリ自体でもセルラーゼを持っているという事が判ってきました。  参考までに、このセルラーゼは洗剤にも添加されており、主に綿類の衣類の洗浄効果を高めると言われてます。 http://www.pure.co.jp/~hkdrug/HKB_CELL.htm (工業用酵素製剤セルラーゼ) http://ss.nises.affrc.go.jp/pub/library/shiroari.htm (シロアリからのセルロース分解遺伝子の発見) 2.人間が食べても、毒草でなければ問題はなっかたのではと想像されます。空腹を満たす為には・・・? それと、セルロースは不溶性の植物繊維ですのでそれ以外の成分であるリグニンと共に腸内の清掃には良いかもしれません。 3.有名なのは片栗は昔片栗粉(澱粉)として利用されました。 現在は名前だけが残っており、中身はじゃがいも澱粉です。 4.専門書ですが、以下の本が参考になるかもしれません。沢山のセルラーゼに関する本が出版されてます。 http://www.jssp.co.jp/f_microbiol/biseibutu_tayosei.html (微生物機能の多様性) http://www.jssp.co.jp/f_agr_botany/cellulose_shigen.html (セルロース資源)

参考URL:
http://www.mbcl.co.jp/waki18.htm

関連するQ&A