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日の出・日の入りについて

よく天気予報で日の出・日の入りの時刻を発表されていますが、あの時刻はどういう風にに決定(計算?観測?)されているのでしょうか?。 例えば昨日の天気予報でも「あきる野市 日の入り:**時:**分・・・」などと発表されてましたが、あれはあきる野市における 仮想海抜 0mから仮想水平線を想定した時の海に夕日が完全に沈んだ時の時刻ということなのでしょうか?。 ちょっと気になりますので どなたかご存知の方はお教え下さい。

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  • sesame
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回答No.2

一般論としてはkyaezawaさんのご説明で完璧に正しいので、「あきる野市の~」など、ローカライズする場合の付け足しを。 じつは国内の全地点の日の出・日の入り時刻は、旧国立東京天文台(麻布にあった)からみた日の出・日の入りを基準に算出されています。 考え方としてはこうです。 ・麻布天文台から見た地平線(天文台の観測点と同標高の仮想面によって算出)から太陽の上端が出た瞬間が日の出、上端が隠れた瞬間が日の入り。 ・各地の日の出・日の入り時刻は、上の値を元に、緯度・経度分だけずらして算出 (各地の標高や地形などはまったく勘案しない) なお、No.1でkyaezawaさんが仰っている大気の屈折によるずれは、35分8秒という大気差定数を用いて計算しています。

kutaro
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 大変よく解りました。麻布天文台の基準を元に緯度・経度から算出して時間を割り出すということなのですね。 その場合は標高・地形は勘案しない・・・というのは考えてみれば当然といえば当然ですよね。 どうも有り難うございました。疑問が晴れました。

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その他の回答 (2)

  • puni2
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回答No.3

私からもさらに補足。 sesameさんの方法は,「我々(素人)が,理科年表(という本)のデータを使って,全国各地点の日出・日入を簡単に算出する場合」の方法です。 もっと本格的には,「天球上の太陽の位置」+「観測地点の緯度・経度」から算出します。 この際,旧東京天文台における日出・日の入りの時刻は必要ありません。 国立天文台の広報普及室には,よく日出・日の入りの時刻の問い合わせの電話がかかってくるので,そばのパソコンでいつでも計算できるようにしているそうですが,それはその本格的な方式です。 参考URLのページ「各地の日の出・南中・日の入り時刻」もそれを用いて計算していると思われます。(「標高0m」とあるところを見ると,必要な場合には標高を加味した計算もできるようになってはいるようです) なお,仮に標高を考慮に入れたとしても,周辺の地形(日出の方角に山があるとか)は考慮しないのが普通でしょう。地形の見え方は,ちょっと観測場所を移動しただけで変わるので,それを計算に加えると,かえって数値の代表性(その周辺のある程度の範囲で計算値が通用するという意味)が失われるからです。 なお私は,日出・日入の時刻を一緒に発表する天気予報にお目にかかったことがないので,その番組スタッフの計算方法が,素人用かプロ用か,はたまた国立天文台かどこかに問い合わせているか,については情報を持ち合わせません。

参考URL:
http://www.nao.ac.jp/reki/hdni/hdni.html
kutaro
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 他にも正確に算出する方法があったのですね。参考URLのページも教えていただき、有り難うございました。 ちなみに私がいつも見ている天気予報は地元のケーブルテレビのお天気専用チャンネルでした。そう言えば普通のお天気コーナーなどではほとんど日出・日入の時刻はいってませんでしたね。 おかげさまでいろいろ勉強させてもらいました。 また何かありましたらどうかご教示ください。

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noname#24736
noname#24736
回答No.1

日の出とは、太陽の上縁が地平線上に姿を現した瞬間を云い、日の入りは、太陽が全部地平線下に沈んだ瞬間ときめられています。 ただ、太陽・月などの天体の出入りは、地球大気の屈折があるために、地平線付近では太陽約一個分が浮き上がって見えます。私たちが、沈み行く太陽を見ている時には、実際の太陽は既に地平線の下に沈んでいるのです。 このため、天体の出入りの時間は、実際に見える浮き上がった状態に合わせて補正しているとのことです。

kutaro
質問者

お礼

ご回答有り難うございます。 日の入りが、実は実体は既に沈んでしまっているということを初めて知りました。 私たちがよく目にしているのは大気の屈折によって見えている仮の映像にしか過ぎなかったのですね。 ・・・ということは大気の状態によっては若干日の入り時間も変わってくるということなのでしょうか。冬の寒い時期と夏の暑い時期とか・・。でもそれくらいはきっと殆ど問題ないくらいの誤差なんでしょうね。 どうも有り難うございました。またご教示ください。

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