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めっきについて
めっきをすると金属の耐食性や外観性向上の効果が得られますが、めっきをするとなぜそのような効果が得られるのでしょうか?
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>鉄に亜鉛めっきをすると金属の耐食性や外観性向上 とご質問を読み替えます。また一般家庭で使われている亜鉛メッキは鉄に対してメッキされる場合がほとんどですからベースを鉄としました。 亜鉛は鉄よりもひな金属であり.鉄がさびるような条件下では.鉄の酸化反応よりも亜鉛の酸化反応が早いので.亜鉛が犠牲謡曲としての機能を果たし.亜鉛が解けきるまで鉄を保護することになります。 また亜鉛の酸化物は白色(一部黄色の物が出回っていますがこれは酸化カドミウムほ不純物として含むた目です)であり.見た目では金属様輝きを示します。 結果として.亜鉛は自らがさびて鉄のさびを防ぎ.さびの色が目立たないために外観を確保できます。
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- bamboo7
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使用目的にもよりますが、金属の耐食性を向上させるためには、 ふつうは耐食性の良いコーティングをすると思います。 船体などのメッキはその反対で、素地よりイオン化傾向の大きいものでメッキし、 素地が払拭するのを防止します。 外観の向上?については目的(変色しない等)のコーティング材でコーティングするためでしょう。 また、メッキの手法によっては曇らせることもできるし、ぴかぴかにすることもできます。目視でもわかりますが、表面粗度計にかけても違いがでます。 一般的に工業的に製造され、消費者に出回る品物はJIS規格の基準を満たしたものです。もっとめっきに興味があるようでしたら、JIS規格(めっき)でどんなめっきや規格(試験)があるのか調べてみるのも良いと思います。 また、工学系の学生さんなら図書館で光沢メッキの本を探せば良い答えがみつかると思います。
お礼
ありがとうございます。めっきは様々な用途で用いられているのですね。早速調べてみます。
>金属の耐食性や外観性向上の効果が得られます これ違います。メッキ自体は腐食性を促進するために使う場合(犠牲謡曲.名称疑問).皮膜強度を上げるために外観を犠牲にする(シリカ分散金メッキ.かな.名称疑問)場合も有ります。 ただ. >そのような効果が得られる メッキが消費者層には出回っています。なんたらメッキの特性ということで.ご質問のないようでしたらば.書けるものもありますので.必要でしたらば.メッキの種類を指定してください。
補足
こんにちわ、御回答ありがとうございます。さて、めっきの種類ですが、一般的に行われている亜鉛めっきについて詳しく知りたいです。
- kana_forte
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ごきげんよう。 「めっき」とは、金属表面を他の金属の薄い被膜で覆うこと、という意味と覚えております。 手法としては、電気めっきでは、めっきの金属(銀など)を陽極に、めっきされる金属(鉄など)を陰極に用い、電解液には前者のイオンを含む水溶液を使って電解していきます。 なぜわざわざこのような面倒なことをするのかといえば、メインの金属が空気や水など外界の物質に触れて変化してしまうのを防ぐためです。No.1さんがおっしゃっているように、「錆」というのは典型的な状態ですよね。そこで、空気や水に触れても変化しにくい金属で表面を覆います。これが耐食性向上ですね。 アルミニウムや鉄は酸化されやすく、空気に触れて表面が酸化したり、高温の水蒸気で酸化物を生成するのに対し、めっきに使用される銀・プラチナ・金などの金属は、空気・水・塩酸などに反応しません(金属のイオン化傾向・イオン化列の関係です、下URLを参照)。何百年という時間経過ではわかりませんが、ある程度の時間幅ではかなりの耐食性が得られるのではないかと。 外観性向上ですが、めっきに使用される銀・プラチナ・金などの金属がそもそも綺麗な色をしているため、というNo.3さんのご回答が正しいのではないかと。 あと、めっきの過程では、一度イオン化した金属(銀など)が再金属化して、鉄などめっきされる金属の表面を覆うため、金属の純度が高くなって(別の物質が含まれている普通の銀よりも)綺麗になるのではないでしょうか。 【回答まとめ】 ■耐食性向上の理由 めっきとは、空気や水など外界の物質に触れても変化しにくい金属で表面を覆うことだから ■外観性向上の理由 めっきに使用される銀・プラチナ・金などの金属がそもそも綺麗な色をしており、さらにめっきの過程によって上記の物質の純度が高くなるから 間違いや不足などがありましたら、また改めて。
お礼
実はめっきはこれからして行こうという段階で、非常に楽しみです。是非今後の参考に致します。有難うございました。
- denden_kei
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>めっきをすると金属の耐食性や外観性向上の効果が得られますが、めっきをするとなぜそのような効果が得られるのでしょうか? あまり化学的な回答ではありませんが、「そういう物質で表面をコーティングするから」と考えるのはどうでしょうか?たとえば金めっきとか。 化学的な効果があるものとしては、トタンは下地と表面の金属のイオン化傾向の関係で腐食がすすみにくいらしいです。(詳しくは忘れてしまいましたが)
お礼
なるほど、安定している物質を探して試して見たいと思います。有難うございました。
- sunasearch
- ベストアンサー率35% (632/1788)
外観性の向上については、 メッキする物質が酸化しにくい物質であったり、 純度が高く酸化しにくいためです。
お礼
ありがとうございます。色々な物質で試して見たいと思います。
- hiroko771
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金属面が 空気に触れない=酸化しない=「錆」が発生しないから。
お礼
なるほど、ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。亜鉛は金などに比べると不安定な金属だったのでなぜメッキする金属として代表的なものかと疑問に思っておりましたが、そういうことだったんですね。なんか少しずつメッキの後処理としてクロメート処理などの化成処理があるのかが分ってきました。^^