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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:めっきの耐食性試験 JISH8502)
めっきの耐食性試験 JISH8502
このQ&Aのポイント
- めっきの耐食性評価に関するJISH8502の注釈(15)には、鉄鋼素地上の亜鉛めっきやカドミウムめっきには適用しないことが明記されています。
- これは、JISH8502の試験方法が鉄鋼素地上の亜鉛めっきやカドミウムめっきには適用できないことを意味しています。
- なぜなら、鉄鋼素地上の亜鉛めっきやカドミウムめっきは、他の材料と組み合わせて使用されることが一般的であり、その場合の耐食性試験は別の基準で行われるからです。
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noname#230359
回答No.1
JIS H8502は、1999年に改訂されていますのでご質問の内容がわかりにくく、遅くなりましたが、1988年版での10.1 注(15)のことですね。 ここでいう、「鉄鋼素地上の亜鉛及びカドミウムめっきには適用しない」とは、これらのめっきが犠牲防食であるためです。亜鉛やカドミウムはイオン化傾向から鉄に対して陽極となり、鉄より錆びやすい金属です。つまり、鉄より優先的に腐食する(鉄の犠牲となる)ことで、鉄を腐食から守っています。まず、亜鉛やカドミウムが腐食(白錆)し、亜鉛やカドミウムがなくなってから鉄が腐食(赤錆)します。 ですから、鉄より腐食しにくいニッケルやクロムめっきでの耐食性を皮膜の完全性(穴などの欠陥がないこと)で得ている場合とは、試験方法は同じでも評価方法が異なってきます。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございました。 御指摘のように、レイティングナンバーによる評価がなじまないので、塩水噴霧で白錆、赤錆発生までの時間を評価することとしました。