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アンピシリンの失活温度について
アンピシリンの失活温度について教えてください。 LB(Amp)のプレート培地を作製する時にいつも思うことです。 オートクレーブ後の三角フラスコに入っているLB培地に、いつアンピシリンを添加すればいいのかわかりません。 僕の場合は、三角フラスコをクリーンベンチ内で両手で触って円を描くように揺らしてみて、手をつけてられる熱さまで冷ましてから入れるようにしています。 宜しくお願いします。
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私も学部生の頃に同じことを考えましたが。。。結論は結構微妙なところだと思います。アンピシリンは酵素のように高温になると変成していっぺんに失活する訳ではなく、高温になるほど分解の進みが早くなるわけですよね。(もちろん1時間くらい煮沸すればかなり失活するかもしれませんが。。)。というわけで、結局実験的にできるだけ影響が起きない(しかし、ゲルが固まらない)ような妥協点の温度でやるために手で触れる=約60℃で添加することがスタンダードになってるわけです。
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- osarut
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回答No.1
こんばんわ。 私も大学時代によくAmp入りLB培地を作りました。 懐かしいです・・・ 残念ながら、失活温度は分かりません。 が、冷ますのが面倒でオートクレーブ滅菌したLB培地(熱々の状態)にAmpを入れて培地を作ったことがありますが、失活はしてませんでした。 (そのプレートを使ってAmp感受性大腸菌を播きましたが増殖しませんでした) ですので、冷ましてからの状態であれば、失活することはないと思いますよー。
質問者
お礼
実際に、熱々の状態でAmpを入れてみましたが、普通に使えました。 どうもありがとうございます!
お礼
納得です。 実験に支障がないであろう温度でやる事が暗黙の了解になってるんですね。 私の研究室の先輩に聞いても分からなかったので。 よくわかりました。ありがとうございました。