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ウィルス、危険度とダメージの違いは?
あるウィルス(Mytob)は、危険度が低、ダメージが高、感染力が高と書いてありました。 感染力の意味はよくわかりますが、ダメージが高いのに、危険度が低いという意味がよくわかりません。ダメージが高ければ、危険だと思うのですが……。 危険度とダメージのちがいを教えてください。
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ウィルスMytobについては、判らないので調べてみました。 調べてみると、 >大量のウイルスメールを送信して感染を拡大するワーム型ウイルス。 >マイクロソフトが「MS04-011」として公開したLSASSの脆弱性を利用し、 >ネットワーク経由で他の感染も試みる。 つまり感染経路が、 OSの脆弱性であるセキュリティーホールである部分と メール経由であるという事が伺えます。 Mytobが発見できたと言うことはウィルス駆除ソフトが入っているという事になるので ウィルス駆除ソフトがあり、ルーターなしのセキュリティソフトが無しと考えれば 例えば、ルーターやセキュリティソフトが無ければ 守ってくれるのはOSだけになるので、これが今回、脆弱性をつく訳ですから ウィルスソフトが入っていたとしても OSの脆弱性から感染する可能性が高いといえます。 つまり『感染力が高』ですね。 次に、このウィルスの活動は、メールによるウィルス拡散を狙いますから 感染したマシンから、それらを試みます。 この程度であれば、『危険度が低』でしょう。 しかし、『ダメージが高』とあるのは、恐らくこの部分でしょう >Symantecによれば「W32.Spybot.Worm」と呼ばれるボット型ウイルスの機能を持ち、 >特定のIRCサーバーに接続して外部からの命令を待ち、 >命令を受けると他のプログラムをダウンロードして実行するといった動作が特徴だ。 遠隔操作ぽいことができてしまっているので、 削除されるとかなると、その被害を考えるとダメージとしては高い部類になります。 しかしながら、遠隔操作をされればという前提だと思うので されなかったらの場合もありえるだろうから、 『ダメージが高』とするものの『危険度が低』なのでしょう。 また、あるタイミングで遠隔操作をされるときに、 セキュリティソフトを入れたとか、ルーターを入れたとか、WindowsUpdateを行ったとかで 状況が変わった場合、遠隔操作を外部から試みようとしても 脆弱性を狙えなくなった場合、その操作は無効になります。 そうなると、メールのみの拡散だけになってしまうので 『危険度が低』になり、しかし対策をせずに遠隔操作をされると『ダメージが高』となるのでしょう。 まぁーだからこそ、対策をせよという教訓あるいはウィルス駆除ソフトを買いましょうという 雰囲気を漂わせつつ、しかしながら新種ウィルスが出たことを警告する こういう記事なんかもあるんじゃないでしょうか?? それらを知らない・知っているにも関わらず、なんの対策も行わず放置しているようであると 一般的には『危険度が低』ても『ダメージが高』と『感染力が高』なのでちゃんとすべきですね。 例えば、子供が風邪にかかるのは、抵抗力が弱いので 相対的に考えるとこれは『感染力が高』ですよね? でも単なる風邪だからちゃんと病院に行って薬をもらえば問題ないわけで それに誰しもかかる風邪だから『危険度が低』 しかし、そのことを軽く見たり、忙しいといって子供を放置し 何の抜本的対策もしないとすればどうでしょうか?? 最悪、肺炎になったりして大変なことになりませんか? とすればこれらは『ダメージが高』でしょう。 (絶対に肺炎にならないのであれば『ダメージが低・中』だとおもいますけどね) ダメージとは、実際に被害をこうむったら、どの程度かをしめしている筈で 感染力は、感染力のまぁー能力の高さですよね。危険度は危険度(うーん説明になってないかも) 多分、そんな感じで評価づけされていると思いますよ。
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- santana-3
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トレンドマイクロの場合は、ウィルス名のページの所で危険度、ダメージ、感染力の所をクリックするとそれぞれの説明が出てきます。
お礼
トレンドマイクロのサイトは参考になりました。 ありがとうございました。
お礼
ダメージは高でも、そうなる可能性が低いので、危険度は低というふうに理解しました。肺炎のたとえもわかりやすかったです。 ていねいな説明をどうもありがとうございました。