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ベーキングパウダーの歴史
ベーキングパウダー(以下BP)は、何から、いつ頃作られるようになったんでしょうか? 成分を見ると、炭酸水素ナトリウム、焼ミョウバン、第一燐酸カルシウムなど、とってもケミカルな感じですけど。 バターや砂糖のように、自然にできるものに手を加えるではなく、人工的に作るものですよね? スコーンなどはイギリス伝統のお菓子だと思いますが、BPで膨らませますよね? ということは、BPができる以前は無かったお菓子なのでしょうか? BPを使わないショートブレッドなどもありますが。 あと、入れすぎても苦くなりにくいBPってありますか?
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炭酸水素ナトリウム(重曹)は、昔から何らかの形で自然界に存在していたのではないですか。 ベーキングパウダーのほうは、老舗・愛国産業のサイトにこんな説明がありました。 ----- http://www.aikoku-sangyo.co.jp/baking.htm ----- 世界的には19世紀初頭にはじまり、1837年イギリスで初めてベーキングパウダーの特許が出されました。 その後1850年代にアメリカで数種類のベーキングパウダーの開発が始まり工業化が押し進められるようになりました。 ---------------- スコーンの英語文献の初出は1513年と、ものの本にあります。 仮に、現在の一般的なスコーンと同じ食べ物だったとしても、膨張剤を使わないぶん、かなり趣きが異なっていたものと思われます。 いずれにしても、ベーキングパウダーより遥かに古い ですね。
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- warewolf
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炭酸水素ナトリウムは、いわゆる重曹です。 これを加熱するとガスが発生するので、パンなどをふくらますために使われていました。 ただし、重曹はアルカリ性です。アルカリは苦い味(正確には「えぐ味」)がしますので、この味を消すために酸を足したものがベーキングパウダーです。
お礼
ほ~、じゃぁ、重曹が先にできたんですね。 ありがとうございました。
お礼
最近とはいっても、100年以上の歴史があるんですね。 1500年当時のスコーンって食べてみたいですねぇ。 回答ありがとうございました。