マリアカラスのダイエット法

質問

今日取引先のある薬店におじゃましましたら、全く太っているとは見えない高校生くらいのかわいらしい女の子がプレロセルコイドなるものを求めにきました。

　そんなものは置いてないのでと追い返したのですが、マリアカラスのダイエット法として有名なこの方法、かの藤田紘一郎先生も実践していたようで名前までつけてお腹の中で寄生虫を飼っていたようです。

　しかし考えてみると小さな虫が何百（キロ）カロリーも消費するものでしょうか。寄生虫が体になんらかの負担をかけ、その結果として痩せるというならわかるのですが。筒井康隆氏のある小説を読むとシチュエーションによってはたいへんなことになるので、どのみちお勧めはしませんが。

回答No.1

sophia35 · ベストアンサー

こんばんは。
私も、随分昔に筒井巨匠の小説で読んで、「うわぁ・・・」と思ったクチです（笑）

以前、大ブーム時に疑問に思って調べたました。
目黒の寄生虫博物館？だったかの館長さんの本で知ったのですが、寄生虫を飲んでも痩せられると言う確たる証拠は無いそうです。寧ろ、栄養障害等で太る人もいるのだとか・・・それに、別に宿主の食べた物の栄養を吸収するから痩せるのではなく、有害な物質（未だ研究途上で解明されていないそうです）を出すために栄養摂取障害を起こしたりするから、痩せる場合もあるのだそうですよ。

マリアの飲んだのは広節裂頭条虫と言う寄生虫なのだそうですが、これはビタミンを欠乏させる物質を放出する為に、極度の貧血を起こすのだそう。この症状により痩身するのでしょうが、ヘタすると命まで痩身してしまいそうですよね。因みに、この貧血症状が出ない症例については、痩身の事実は無いそうです。

何となく、あんなデカイ虫をお腹で飼ってたら痩せそう！！って言う思い込み神話のようですね。
本から知識ですが・・・ご参考になれば幸いです。

お礼

なるほど。やはりそういうことでしたか。一種の都市伝説と考えるのがよいようですね。

　ご回答ありがとうございました。

回答No.2

todoroki

さすがに私も本で知った知識ですが
寄生虫がカロリーを消費するのではなく
人間さまが取り入れた栄養分を横取りしているわけです。
だから、おなかいっぱい食べても太れないという仕組みです。
寄生虫にもいろいろ種類があって、藤田先生が飼っていたのはサナダムシ
昔から人間に寄生してきた寄生虫は人間と共生する道を選んでいるため
宿主である人間が死なない程度にしか栄養分を摂取しないんだそうです。
人間が死ぬと、自分も死ぬことになりますからね。
深刻なダメージを与えることは絶対にないということです。

　ですから、ダイエットに利用するというのは本当のようですよ。
林真理子がやりたがっていると聞いた藤田先生は
でも今はいいサナダムシがいないから困ったなとおっしゃっていたとか。

お礼

そういえば、本来人間に寄生しない他の動物の寄生虫が人間にとりついたらシャレにならないことがいろいろ起こることがあるようですね。どうもこのダイエット法は専門家の管理下でないと危険が大きいと感じます。免疫系への好影響はあるのでしょうが。

　ご回答ありがとうございました。