70cmですか……。調理しがいがありますね。ものすごくうらやましいです。
まず、うろこを取ってから、腹部を開いて内臓を取り出します。このとき、苦玉と呼ばれる胆のうをつぶさないよう細心の注意を払ってください。
内臓を取ったら、よく水洗いした後、アジの塩焼きのように、身の表裏に2~3本ずつ斜めに包丁を入れて、酒をたっぷり・しっかり全体に揉み込み、しばし置きます。
この後、よく水気を切って片栗粉・小麦粉を合わせた粉をたっぷりとまぶして(エラや尾にもしっかりつけます)、180~190度の高温で20~30分ほど、頭がカリカリになるまでしっかり揚げるのですが、70cmとなると2つに分けても普通の鍋には入らない可能性もあります。
なんなら、5~6つの輪切りにして揚げましょう。
高温で揚げるのが難しいと思うなら、二度揚げの要領で、高温で一度揚げてから、低温でじっくり火を通すといいでしょう。油の泡が小さくなり、鯉の表面がカチカチになったくらいがメドです。
あとはみじん切りにしたニンニク・ショウガをごま油で炒めて香りを出し、千切りにしたたけのこ、もどした干しいたけ、玉ねぎ、にんじん、ピーマンを炒めて中華スープと干ししいたけの戻し汁をカップ1ずつ注ぎ、酢やケチャップ、砂糖、オイスターソースなどで好みの味付けにして、水溶き片栗粉を溶き入れてとろみをつけたら、揚げた鯉にたっぷりかけて完成です。
結構難しい料理なので、下のURLも参考にしてください。
場合によっては、半分だけ使って、残りは鯉こくや煮付けにするのもいいでしょう。
なお、まだ生きているなら大きなたらいなどに水を張って、10~14日ほど餌を与えず泥抜きしてからのほうが、臭みは減ります。
お礼
いろいろと詳しく教えていただき、本当に有難う御座います。泥抜きしてから、作ってみたいと思います。