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研究者の実態について教えてください

中学生の頃から研究者という職業に憧れていました。研究者という職業は間接的にではありますが、結果として多くの人々の役に立てる素晴らしい仕事だと思っています。 私は大学受験時に理系への道は諦め、大学は文系に進み、もうその大学も卒業してしまったのですが、やっぱり研究者に憧れる気持ちはなくなりません。感染症や免疫学、細胞学関係に興味があり、今からでもやり直したいと思ってしまいます。 しかし、これまで実験もしたことがなく、研究の現場も見たことはないのに、ただ自分の想像だけで憧れ続けているのは危険です。 そこで、研究者の方々のお話を聞かせていただきたいと思いました。研究内容、仕事のやりがい、人間関係、給料、他の職業と比べての一長一短など他の小さなことでも構いませんので研究者の生活や実態を知りたいです。 ちなみに、私がイメージする研究の世界はマンガ「動物のお医者さん」で得た情報と、友人の研究室をこっそり覗いた時のキレイな部屋の印象しかありません。 私のこれからの人生を考えるためにも教えていただきたいと思います。

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  • First_Noel
  • ベストアンサー率31% (508/1597)
回答No.4

なかなか出来そうにないように見えて, でも実現されている例として挙げさせて頂きますが, 私の友人の研究室は生物関係ですが, 結婚して子供もいる40代の女性の方が大学院に入り, いま研究に精を出されている方がいらっしゃるとか. あと大学院では社会人枠と言うのもあります. 詳しくは知らないのですが,お調べになられてはと思います. 研究所の一般公開は,理化学研究所,航空宇宙技術研究所,など, 4月に一般公開するところがいろいろあります. また,一般向けの公開講座もありますので,適宜ネットで研究所をご検索されまして, そのページへ行くといろいろ出ていると思います. お近くであればぜひご見学されますこと,おすすめします. 例として,理研のページを参考URLに示します. http://www.riken.go.jp/index_j.html 行事・研究会→イベント情報と進むと,日程が出ていて, クリックすると詳しい案内へ飛びます. 宇宙関係だとこちら.(宇宙分野で生物の研究もあります.) http://www.jaxa.jp/pr/event/index_j.html 学会は,そこで一般向けの催しをやっていると良いのですが, 学会自体はマニアックなものですから,余りオススメはしません. 「動物のお医者さん」はよくかけた漫画だと思います. まぁあんな感じでどたばたやりつつ, でも地道にコツコツコツコツ・・・と言うのも多いですが. 研究にも,基礎研究から開発,企業なら商品開発まで, 幅広い段階があります.期間も,商品開発のごく短期間のもあれば, 我々が身近に目にするまでには30年とか100年とか かかるような中長期の基礎研究もあります. 一概に研究と言っても,そこの住人の認識もバラバラなので,そこも重要だと思います.

参考URL:
http://www.riken.go.jp/index_j.html,http://www.jaxa.jp/pr/event/index_j.html
biankibianka
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 詳しい情報ありがとうございました。研究所を調べてみようと思います。 大学の公開講座を利用しようと思ったのですが、この時期は学会しかありませんでした。一般人も入っていいのかな?と思っていたところです。あまりオススメではないのですね。しかし行けそうなら行ってみようかと思います。 大学院入試で社会人枠ありますね。今は奈良の大学院大学が気になっているところです。ここでみなさんのお話を聞いているとだんだん本当に行きたくなってきました・・。 40代の女性のお話は頭が下がります。ご本人の意志の強さや気力を見習いたいものです。

その他の回答 (3)

  • Im_sick
  • ベストアンサー率12% (16/128)
回答No.3

 ここはネット砂漠のオアシスのような所なので素敵な回答が出ていますが・・・  研究者としてやっていくにはやはりもう一度大学に行かれるということですか。研究者ならやはり博士号は必要だと思います。最低でも旧帝大の修士位は必須でしょうか。  年齢的にもハンデがあるので、感染症や免疫学、細胞学関係で強いコネがある教授の研究室が良いでしょう。  それでも多くは上司の使い走りになってしまいます。大学に残るのなら比較的自由かもしれませんが。  経験上ですが、研究者は少し変わった人間が多いです。社会不適合者とでもいいますか、人間関係はかなり大変だと思います。  一方給料は普通のサラリーマンと大して変わりません。残業が底無しにある分、損かもしれませんね。  やりがいといっても粛々と仕事をこなすだけです。楽しいこともあるかも知れませんが、辛い事も多い、研究だからといって特別なことはありません。他の仕事と同じです。  しっかりとした夢をお持ちなのは羨ましいです。是非がんばって欲しいと思います。

biankibianka
質問者

お礼

現実的な回答ありがとうございます。 上司の使い走りというのは、「自分はこういう研究をしたいのに上司の研究の手伝いしかさせてもらえない」という意味でしょうか?私はまだ、感染症などがやりたいとは思いつつも、感染症のどんな症例の何をどう調べたいのか、という細部までは考えられない(知識がない)のでその悔しさがいまいち想像できません・・。 >しっかりとした夢をお持ちなのは羨ましいです。 何が何でも絶対なってやる!!というわけではなく、これからの人生をどう生きていくか考えている最中なんです。小さい頃からの夢を叶えられる人って、意外と少ないですよね。私は現実を知りもしないくせにずっと憧れだけ持っている自分が愚かだと思ったので質問させていただきました。早く目標を定め、ひたすらそれに向かって走り続けるようになりたいです。

  • Chuck_GOO
  • ベストアンサー率64% (1018/1586)
回答No.2

国立(独立行政法人)の研究所を中心に、年に1回(もしくは数回)、研究所の公開を行っているところがあります。 もし興味関心のある分野の研究所があれば、サイトでお調べになった上で、いちど足を運んで見られては如何ですか? 研究所の実情も垣間見えるでしょうし、またそこで働く方々ともお話できると思います。 もしくは、民間の総合研究所(シンクタンク)では、文系・理系の双方に力を入れているところがあります。(ex.三菱総合研究所) こういったところに職を得て、近接する道を進んでいくというのもあるかもしれません。 その他、もし感染症・免疫学・細胞学と興味関心分野が定まっているということであれば、関連する学会の大会にお出になってみては如何ですか? 学会のメンバーにならずとも参加費を払えば聴講できるケースがありますし、また学会メンバーになるのに既メンバーの紹介不要なところもありますのでこういうところであれば知人の方いらっしゃらずとも入ることができます。 以上、夢を現実化させるか否かの手段として、もしご参考にいただけるところあれば幸いです。

biankibianka
質問者

お礼

回答ありがとうございます。大変参考になります。 研究所は近寄りがたい印象があったのですが、公開を行っていれば堂々と見学に行けますね。一つ道が開けてきました。 学会のお話も興味深いです。研究者になれなくとも聴講するだけで大変勉強になるでしょうね。欲を言えば聞くだけでなく実験や研究もしてみたいのですが(^_^;) 貴重なご意見ありがとうございました。

  • FWDF
  • ベストアンサー率34% (91/265)
回答No.1

元研究者です。 主に土木関係の研究に携わりました。 研究に興味がおありとのことで、少しばかり私の体験談を記します。 ●研究内容 土木関係。道路整備や河川整備などの公共事業を、より効率的に、より経済的に、よりスピーディーに、より安全に、より正確に実行するための各種研究に携わりました。 ●仕事のやりがい 一言で言えば、「真っ白のキャンバスに絵をかくようなもの」。 ゴール(求める結果)は分かっているけれど、それに行き着くまでの道筋は全く未知なので、やり方いかんで研究期間や研究費用などが異なります。研究者は、そのやり方を自分の手で判断、選択し実行しなければいけません。マニュアル通りにはいかないのです。私は、そこにやりがいを感じました。 ●人間関係 人間関係=職場環境 として話します。所属先にもよりますが、研究は少人数(1~3)で行うことが多いです。また、他の研究者達とテーマが重複することもないので、どうしても家族的な職場とはいきません。顔は知ってるけど余り話したことがない・・・といった場面が多いと思われます。 ●給料 職場によりけりですが、2パターンが考えられます。 (1)基本給は高い。でも、成果報酬がない。 (2)基本給は低い。でも、得られた研究成果により報酬が+される。 ●他の職業と比べての一長一短 他の職業はいっぱいありすぎて比較がなかなかできないので、違う観点からお話しします。 研究職は、自分のやり方で好きなことができる反面、成果主義的な側面が強いため、行き詰まることも多々あります。それを乗り越える精神的な強さが必要です。また、考察力、想像力、実行力等が求められますから、マニュアル人間には不向きです。 ●他のこと ・研究室は煩雑としていることが多いです。色々な論文や過去の実験器具、失敗作など、捨てるに捨てられないんですよね。 ・基本的に、普段着、動きやすい格好なので楽です。 色々書きましたが、仕事は自分のやりたいことをするのが一番と思います。この回答が、あなたの人生への良きアドバイスとなることを祈ってます。

biankibianka
質問者

お礼

回答ありがとうございます。大変参考になります。 読んでいてワクワクしてしまいます。やりがいもありそうだし、毎日が充実していそうですね。 私自身仕事に関しては、一人でじっくり丁寧に試行錯誤しながら物事を進めるのが好きです。その性質もあって、研究者の職場環境が羨ましいというのもあります。お話を伺う限り、やはり魅力的なお仕事だと感じます。